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スリランカ館

  • スリランカ民主社会主義共和国


パビリオン概要

出展場所長久手会場 グローバル・コモン1

展示概要

パビリオンのテーマは、スリランカ独特の自然環境と宗教文化を通して、その独自の芸術と建築を生み出したテーラワーダ仏教の素晴らしい歴史に関する紹介です。テーラワーダ仏教文明は、芸術に関心のある人なら誰でも興味を抱かずにいられない魅力あふれるものです。また、宝石加工技術を含む、スリランカ独特の文化を築きあげた伝統技術についても紹介します。 長さ6メートルの多彩な伝統旗をパビリオン前面に飾り、紅白モスリンで飾った3つの「レリパラム」アーチ門が、来館者を出迎えます。館内に入って驚かされるのは、全体を特別にデザインした伝統蝋染めで演出される天井です。蝋染めにはスリランカの伝統的モチーフを使用し、1平方メートル大のパネルにそれぞれ上から照明をあてて展示します。1000平方メートルに及ぶ蝋染め工芸を一望できる貴重な体験が可能です。 展示パビリオンへの来場者は、まず、大きく印象的な彫刻を目にします。これは「スリ・マハ・ボディ」という世界最古の歴史的な木を銅でかたどったものです。紀元前3世紀に、ブッダが悟りを開いた時の菩提樹の南の枝がスリランカに運ばれ、アヌラダプラ城に植えられました。この木はその後、今日に至るまで、シンハラ仏教信者により大切に崇め、世話をされて、独自の仏教文化を育んできたのです。 主要展示は、柱上に建てられた伝統的な村の仏教寺院で、中には3体の仏像が安置されています。寺院の壁と天井は、ブッダの生涯と前世のエピソードを描いた伝統的なスリランカ仏教壁画に彩られています。 また、スリランカにおける薬草を利用した健康作りについても展示を行います。1000年の歴史を持ち、数々の病気を治してきた薬用油による伝統医療の展示や、自然の叡智を生活に活用する数々のスリランカ文化についても展示を行います。このほか、スリランカの伝統文化、自然美、2500年の歴史を有するスリランカ文明、スリランカの生活様式や伝統芸術家の技を描いた巨大パネルを展示します。

パビリオン館内のショップ・レストランについて

パビリオン内のレストランでは、スリランカの伝統料理を味わうこともできます。
スリランカの伝統工芸品とスリランカ紅茶の展示販売を行います。


公式参加出展国・国際機関の紹介

スリランカ民主社会主義共和国

首都 スリジャヤワルデネプラ・コッテ  受理日 2002.05.28

インド大陸南端の東、インド洋上に浮かぶ島国である。気候は、高温多湿な熱帯性で、夏と冬にモンスーンがある。島の北部と北東部は、よく乾燥した気候であるが、南西部は湿潤地帯で草木がよく繁茂している。人口:1,930万人。国土面積:6.6万平方キロメートル。一人当たりのGNP:830米ドル。