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中央アジア共同館

  • ウズベキスタン共和国、
    カザフスタン共和国、
    キルギス共和国、
    タジキスタン共和国


コンセプト

時の交流

パビリオン概要

出展場所長久手会場 グローバル・コモン1

展示概要

中央アジア共同館では「時の交流」をテーマに、東西の文化交流をダイナミックに展示します。中心は、アジナ・テぺで発掘された仏陀涅槃像。6世紀に制作されたと言われるこの涅槃像は、バーミヤンの石仏が破壊された現在、往時の精神のありさまを示す唯一の大型仏像であり、歴史遺産として、また文化交流と平和のシンボルとして、極めて貴重な文化財です。この展示される涅槃像はタジキスタン国立考古学博物館の協力により、採寸やさまざまなデータ、また発掘当時の状況等の情報提供を得て作成されました。 展示構成は、参加諸国それぞれの精神文化風土を見据え、大地と人との交流を未来志向で描くフューチャーユルタによる精神空間、水と人との交流を形にした造形空間、人と人との交流のバザールのオアシス文化空間、大自然との交流を尊重する草原・山岳自然の生命空間を配置し、これらを横断するものとして、中央アジアの最大の特徴である布装飾、音楽などの無形な文化を積極に活用しています。 その結果、「時の交流」が綾なす絢爛の「新シルクロード文化」を体験することができます。「ウズベキスタン展示コーナー」では、伝統工芸の木彫やレンガ・彫塑工法などにより、正面や内壁、シンボルなどをリアルに表現。「カザフスタン展示コーナー」は、円筒形の空間に樹木、草原、水源をシンボリックに取り込み、カザフスタンの雄大な自然と未来に向けた技術を紹介します。「キルギス展示コーナー」は、ユルタ(テント様式住居)をモチーフとした建物正面と壁面の多面展開により、キルギスの豊富な自然、文化、伝統をパノラマに写真パネルと映像で紹介します。「タジキスタン展示コーナー」は、空間にシンボリックなゲートを配し、豊かな山岳地帯と動植物、文化、伝統などを地域ごとに紹介。 また、共有スペースの壁面には、中央アジアで行われてきた交流の姿を時の次元でパノラマに表現したマップを展示。ガイド役のキャラクターに、時の旅人として冒険家マルコポーロを設定し、楽しみながら中央アジア諸国の交流の歴史と文化を知ることができます。

公式参加出展国・国際機関の紹介