【写真】サカ族の神官のよろいかぶと
カザフスタンコーナーでは、豪華なよろいや装飾品が展示されています。特に来場者の目を引き付けているのは、紀元前5-4世紀に活躍したサカ族の、神官の長サク・チグラハウドのよろいかぶと一式の複製です。全体が金色なのは、遊牧民族のサカ族が移動の際に持ち運びしやすいように、黄金などの財宝をよろいかぶとにして身に着けているためです。ベルト部分には馬、かぶとには羊の彫刻が施され、馬や羊が遊牧生活にゆかりが深かったことをうかがわせます。
また、よろいかぶとのほか、カザフスタンの首都アスタナにある大統領文化センター所蔵の刀剣や装飾品など、貴重な文化財の数々も展示しています。
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