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三菱未来館@earthもしも月がなかったら



コンセプト

いまこの地球に生きている不思議、その奇跡へのまなざし

三菱未来館は、身近でありながらまだ未知の部分を多く残した「月」に着目。「もしも月がなかったら、地球はどうなっていただろう?」という素朴な疑問を入口に「いまこの地球に生きている不思議、その奇跡へのまなざし」というテーマで出展します。パビリオンは、映像シアターで米国メイン大学天文学・物理学部教授ニール・F・カミンズ氏の著書「もしも月がなかったら」をベースに映像物語が展開されます。月のない地球はわずか8時間で自転し、強風が吹く殺伐とした環境となり、まさに危機的状況を迎えるといいます。三菱未来館では、そうした月のない恐ろしい世界を再現した上で現在の素晴らしい地球環境を描き出すことで、月と地球の奇跡的なバランスの上で成り立つ地球環境の維持の大切さを実感してもらおうと考えています。

パビリオン概要

出展場所長久手会場 企業パビリオンゾーンA
開館時間3/25~4/25の期間:9時30分から20時30分まで
4/26~9/25の期間:9時00分から21時00分まで
平均観覧所要時間約40分間程度
収容人数325人
予約の有無
バリアフリー情報シアターには車いす席があります(2席)。
メインショーには強い光刺激・音刺激を伴う演出があります。

展示概要

三菱未来館では、世界初の未体験映像空間IFXシアターで「もしも月がなかったら」の地球の姿と現在の美しい地球の姿を体験し、地球環境の維持の大切さを実感して頂ければと思います。

メインショー:もしも月がなかったら

「もしも月がなかったら、地球はどうなっていただろう?」そんな素朴な疑問を入口にパビリオンでは、米国の天体物理学者ニール・F・カミンズ教授の著書「もしも月がなかったら」をベースに映像物語が展開されます。

地球に惑星が衝突した瞬間。この後、月が誕生したとされる。

地球に惑星が衝突した瞬間。この後、月が誕生したとされる。

月のない原始のソロン。強風が吹き荒れ、砕けた岩石や小石が飛び交う。

月のない原始のソロン。強風が吹き荒れ、砕けた岩石や小石が飛び交う。

ストーリー紹介

ドラマティックな3部構成のストーリーに連動して、劇場の映像が変貌するダイナミックな展開で進行します。まず、月の生成の瞬間を再現したジャイアントインパクトのシーンから現代の地球に至るまでのプロセスを一気に体感した後、月のない地球(ソロン)の広漠殺伐とした世界を巡ります。その後いよいよクライマックスとなり月があることによってできた奇跡的な美しい地球の様々な映像を映し出し、ショーは終わります。

IFXシアター

世界初の未体験映像空間!巨大!無限!不思議のIFXシアター

IFXシアターで登場するクジラの群れ

IFXシアター

メインシアターのIFXシアターは、巨大映像とミラー(鏡)、音響などのスペシャルイフェクツを複合させることによって未体験映像空間へ変貌します。

著者紹介

米国 メイン大学 天文学・物理学部ニール・F・カミンズ教授の著書「もしも月がなかったら」をベースに映像物語が展開されます。

「もしも月がなかったら」の著者 ニール・F・カミンズ教授

「もしも月がなかったら」 ニール・F・カミンズ著

ニール・F・カミンズ教授

米国 メイン大学 天文学・物理学部教授 1993年米国ハーバーコリンズ社より著書「もしも月がなかったら」出版。 英国天文学会特別研究員、米国天文学会正会員、国際天文学連合正会員

ロボットアテンダント wakamaru

ウェイティングゾーンとプレショーでは、wakamaruがアテンダントとして登場し、パビリオンのご案内をします。

ロボットアテンダント wakamaru

wakamaru紹介

人間と共に生活することを目標に開発された家庭用ロボット。高度な知能と人間的なバランスを兼ね備えています。

パビリオンについて

「いまこの地球に生きている不思議、その奇跡へのまなざし」という出展テーマのもと、奇跡的なバランスで成り立つ月と地球の関係を具現化したパビリオンのデザインは、巻貝のような形状で、一枚の壁を巻いてぐるぐると天に向かって無限に登っていくイメージとし、壁の「向こう」と「こちら」の関係が分断されることなく、空間が連続していきます。月と地球の関係からパビリオンで体験する「無限の想像力」をユニークでインパクトのあるデザインで表現しています。

緑におおわれた環境に優しいパビリオン

Reduce、Reuse、Recycleの3Rの考え方に基づき、会期後の解体までを視野に入れ、環境に優しい素材、工法を採用しました。基礎には地盤への影響が残りやすい杭は使用せず、構造材も単管などを中心に解体が容易で再利用可能な素材を使用しています。また、3Rを象徴する素材で構成されたぐるぐる巻きの壁面や、屋上・壁面の緑化を行い断熱効果を高めるなど、環境に優しいパビリオンとなっています。

パビリオン外観

3Rを象徴する壁面の構成、屋上の緑化

パビリオン外壁は、岩やペットボトル、瀬戸物、竹炭、植物など、Reduce、Reuse、Recycleの3Rを象徴する素材で構成し、再利用を前提に組立・解体の容易な単管等の仮設材を構造体として使用します。また屋上と壁面の緑化により断熱効果を高め、霧の出入り口を設け水滴の気化潜熱による冷却を行うなど、自然の力を利用して冷房エネルギーの削減を図ります。

3Rの考え方に基づいたパビリオン壁面

組立から解体まで、トータルの環境負荷の低減を目指したパビリオン

3Rの考え方に基づき、環境に優しい素材、工法を採用しました。また着工から会期後の解体までを視野に入れ、工事全体のエネルギー使用量を減らす工夫をしました。基礎には地盤への影響が残りやすい杭は使用せず、構造材も単管などを中心に組立・解体が容易で再利用可能な素材を使用します。また、ウェイティングスペースに土に還る床舗装材を用いる等、建物本体に使用する材料はすべて3Rの主旨に沿ったもので構成し、各部をユニット化し組立方法も単純で簡易なものとしています。こうした工夫の積み重ねで工事期間中、会期中を通じたエネルギー使用量を減らし、トータルの環境負荷の低減を目指したパビリオンとなっています。

展示レイアウトについて

パビリオン内部は、ウェイティングゾーンからプレショーゾーン、メインメッセージゾーン(IFXシアター)、エピローグゾーンに分かれ、それぞれのゾーンは出展テーマに沿って連携して地球環境維持へのメッセージを展開します。

環境への取り組み

パビリオン建築では、再利用できる単管等の建築仮設資材を使用したり、壁面や屋上を緑化することにより冷房エネルギー削減を図っています。パビリオン壁面には、環境に配慮したReduce、Reuse、Recycleの3Rの考え方に基づき、岩やペットボトル、植物などを素材として使用しています。また外部入口部分の床に土と木屑を固めた素材で舗装を行い、IFXシアターの椅子も3Rの考え方に基づいた仕様になっています。また、地球温暖化に配慮して万博のパビリオンでは世界初の試みになるCO2等の温室効果ガス排出権を取得しました。パビリオンのエピローグゾーンでは、三菱グループ各社が取り組む地球環境保全のパネルを展示しております。

地球温暖化に対する取り組み

3Rの考え方に基づいたパビリオン壁面

三菱未来館では地球温暖化に配慮して、パビリオン建設と万博開催期間中のエネルギー消費などにより排出される温室効果ガス量を推計し、その量を十分オフセットできる「温室効果ガス削減量」を購入。これは、パビリオンの「カーボン・フリー」へ向けた取り組みであり、同時に希少生物の棲む貴重な森林の保護にも貢献することになります。

パビリオン館内のショップ・レストランについて

三菱未来館では、ここでしか買うことができないオリジナルグッズの販売を館内にて行っております。

三菱未来館オリジナルの浮世絵はがきセットです。

三菱未来館オリジナルの浮世絵はがきセットです。

三菱未来館オリジナルの一筆箋です。

三菱未来館オリジナルの一筆箋です。