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JR東海 超電導リニア館



コンセプト

超電導リニア、発進! -陸上交通システムの限界を超えて-

超電導リニアは有人走行による世界最高速度時速581kmを達成するなど技術的に完成の域にあり、日本だけが開発している先進的・先端的技術です。博覧会の開催目的でもある「日本から未来への発信」、「現在から未来への発信」として、これまでの陸上交通システムを超えた超電導リニアを世界に向けて発進させたいと考えています。

パビリオン概要

出展場所長久手会場 企業パビリオンゾーンA
開館時間3/25~4/25の期間:9時30分から20時30分まで
4/26~9/25の期間:9時00分から21時00分まで
収容人数650人
予約の有無
バリアフリー情報シアターには車いす席があります(5席)。
車両展示の入口は幅70センチメートル。但し乗り換え用小型車いすの用意があります。
一部映像には字幕表示があります。
シアターでは3Dめがねを着用していただきます。
ラボには車いす席があります。(3席)
点字パンフレットがあります。

展示概要

超電導リニア発進!JR東海超電導リニア館では、究極の高速鉄道「超電導リニア」のすべてを紹介します。これまでの陸上交通システムの限界を遥かに超えた超電導リニアの完成度の高さを、3Dシアターや世界最高速を記録した実物車両、超電導技術の展示を通して体感することができます。ここを訪れれば来るべき明日を垣間見られます。

超電導リニア3Dシアター

縦10m×横18mのハイビジョン3D映像で時速500kmで走行する超電導リニアの浮上の瞬間など超電導リニアの迫力ある走行シーンを体感することが出来ます。

プレショーゾーン

プレショーゾーン

プレショーゾーン

3Dシアターに入場する前に、数々の革新を重ね、超電導リニア実用化までに至る鉄道の歴史、技術開発、社会的背景などを150インチのスクリーンで約7分で紹介します。

メインシアターゾーン

メインシアターゾーン

メインシアターゾーン

メインの3Dシアターでは山梨実験線で走行する超電導リニアのドキュメント映像を縦10m×横18m、大迫力のハイビジョン3D映像で再現します。時速500kmで走行する超電導リニアの浮上の瞬間や併走シーンなど多彩なアングルと臨場感溢れる音響で、超電導リニアの迫力ある走行シーンを体感することが出来ます。

超電導リニアMLX01-1

2003年12月に山梨リニア実験線で有人走行による世界最高速度時速581kmを達成したダブルカスプ形状の先頭車(MLX01-1・車両長28.0m)を展示します。リニア走行の原動力である超電導磁石が装着された台車や空気抵抗を徹底的に低減した軽量車体など、実物のみが醸し出す本物の迫力を間近で見ることができます。また、車両に乗り込み、内部空間もご覧いただけます。

超電導リニアMLX01-1外観【イメージ図】

超電導リニアMLX01-1外観【イメージ図】

超電導リニアMLX01-1車内【イメージ図】

超電導リニアMLX01-1車内【イメージ図】

 

超電導ラボ

すでに実用化の域にある超電導リニア。日本が世界に誇る最先端技術のパワーや仕組みを、実験装置やアテンダントによる分かりやすい解説で紹介します。また館内では、超電導の開発で使用された装置などの実物展示により開発の足跡を知ることも出来ます。

ライブステージエリア【イメージ図】

ライブステージエリア【イメージ図】

超電導ラボ・ライブステージエリア

世界最高性能の高温超電導磁石による飛翔体の発射実演や超電導現象を利用した浮上実演などで超電導技術を解説し、超電導磁石のパワーとスピードを実感していただけます。

ディスプレイエリア【イメージ図】

ディスプレイエリア【イメージ図】

超電導ラボ・ディスプレイエリア

ディスプレイエリアでは、これまでの超電導リニア開発における実験装置などにより超電導リニア開発の足跡を知ることが出来ます。

パビリオンについて

超電導リニアモーターカーの実物を中心に備え、白と青で彩られたパビリオンは、「超電導リニア」の存在感と躍動感を表現しています。また、夜間はライトアップされ、超電導リニアモーターカーの疾走感と浮上感を醸し出し、昼間の時間帯とは違う空間を演出しています。

「超電導リニア」実物車両の存在感と躍動感を表現

超電導3Dシアター、超電導リニアMLX01-1、超電導ラボの3つの構成からなる当パビリオンでは、それぞれの展示の観覧入口及び順路が独立しています。また、パビリオン建設には環境に配慮された建材を多く採用。「超電導リニア」を覆うテント、入館待ちスペースに設けた日陰テントに当社で研究を進める酸化チタン光触媒技術を採用。パビリオン内のバリアフリー設計とあわせ来場されるお客様へ、地球環境にやさしく快適な空間を提供しています。

パビリオン外観写真【1月12日現在】

パビリオン外観写真【1月12日現在】

来館者が選択可能な観覧ゾーンの構成

当パビリオンでは、超電導リニア3Dシアター、超電導リニアMLX01-1、超電導ラボの3つの展示を独立した入口及び順路とし、来館者のご予定にあった観覧内容を選択できます。

酸化チタン光触媒テント

酸化チタン光触媒テント

酸化チタン光触媒テントを採用

当社では、酸化チタン光触媒について研究開発を進めています。
当パビリオンでは、超電導リニア車両を覆う大きなテントおよび入館待ちの徒列上部のテントに酸化チタンをコーティングした光触媒テントを設置します。 これらのテントは、酸化チタン光触媒のセルフクリーニング機能によって、いつまでも汚れない清浄かつ白色の表面を維持します。これにより清掃に要する洗剤などの環境負荷が削減できるだけでなく、防汚効果により熱線の吸収を防止します。 さらに、光を吸収すると水がなじみ易くなる超親水性機能を利用し、徒列テント表面に散水して薄い水膜を形成します。水膜が蒸発すると「打ち水」効果によりテント表面温度が下がってテント下部の空気を冷却します。これら酸化チタン光触媒技術により、お客様への快適な環境の提供も試みています。


展示レイアウトについて

パビリオン内は、超電導リニア3Dシアター、超電導リニアMLX01-1、超電導ラボの3ゾーンで構成されています。

環境への取り組み

廃棄物等の発生抑制(リデュース)、資源の再利用(リユース)、資源の再資源化(リサイクル)の3R型建設手法を設計段階より積極的に導入するほか、エコ資材の導入など環境配慮への取り組みを行い、外壁には高断熱性能を持つ2重ガラスを採用し空調効率を上げ、会期中の省エネにも配慮しています。
3Rの具体的な取り組みとして、過剰な仕上げ、装飾を避ける設計を行うとともに、館内に設置する電気機器などは可能な限りレンタル・リース品を採用したほか、シアター座席張り地には使用済みペットボトルを再資源化したリサイクルクロスを使用するなど多くのエコ資材を採用しています。

3Rの実施及びエコ資材の採用


透水性舗装ブロック

透水性舗装ブロック

外構には下水汚泥焼却灰を主原料とした透水性舗装ブロックを採用

当館外構に使用されている舗装ブロックは、全国の自治体が処理に悩む「下水汚泥焼却灰」を主原料とした、透水性舗装ブロックです。リサイクルによる資源保護、透水効果による環境保護、都市機能の改善を同時に期待できる建材です。アスファルトに覆われ、大地の透水機能を失った都会に多発している「都市型洪水」や「ヒートアイランド現象」などの新型公害を抑制し、しかもその主原料に下水汚泥焼却灰を高いリサイクル率で使用しています。

アテンダントユニフォーム

アテンダントユニフォーム

リサイクル素材を使用したアテンダントユニフォーム

超電導リニアの車体カラーである白とブルーを基調とし、ラメの光沢感を施したアテンダントのユニフォームは再生ポリエステル素材を使用。さらに、リサイクル可能な素材を採用しているため、会期終了後に不要となったコスチュームは、可能な限りフェルトなどの断熱材、防音材へのマテリアルリサイクルを行います。

パビリオン館内のショップ・レストランについて

パビリオンに隣接した「オフィシャルグッズショップ」では、究極の高速鉄道「超電導リニア」こと、「MLX01」のグッズを各種取りそろえました。アイテムは、ポストカードやキーホルダーといったお手軽にお求めいただけるものから、超電導リニア車両が走行試験を行っている「山梨リニア実験線」の風景を模したジオラマなど、本格的なものまで、計14種。中には、数量限定のレアグッズもございますので、ご来館の記念に、是非お立ち寄り下さい。

MLX01チョロQ(リアルタイプ):3両編成。3000円

MLX01チョロQ(リアルタイプ):3両編成。3000円

MLX01プラモデル:2種類の先頭車両がセット。1500円

MLX01プラモデル:2種類の先頭車両がセット。1500円

商品・メニュー商品・メニューのご説明値段(税込)
MLX01ライトキーホルダー(2種)2種類の先頭車両タイプ。LEDライト内蔵。ダイキャスト製。1,000円
MLX01チョロQ(ミニタイプ2個セット)手のひらサイズのチョロQ、2種類の先頭車両のセット。2,000円
MLX01ダイキャストモデル(1/160スケール)ダイキャストの質感は実際車両のイメージそのまま。1,500円
山梨リニア実験線ジオラマ走行試験を行っている「山梨リニア実験線」をジオラマ化。3,500円
MLX01ローラースタンプ付ボールペン&シャ-プペンノック部分にローラースタンプ内蔵。しかも車両マスコット付。1,500円