人・クルマ・地球⇒未来へ。
「わたしたちの生活を大きく変革し、社会や経済の発展に大きく貢献してきたクルマは、いま、環境や資源・エネルギー、安全などの地球規模の課題に直面しており、生活文化との関わり、自然との共生など、多様な進化が求められています。人とクルマと地球の豊かな未来に向けて、自動車業界はクルマの進化のための新たな挑戦を続ける」というメッセージを込めています。
出展場所 | 長久手会場 企業パビリオンゾーンA |
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開館時間 | 3/25~4/25の期間:9時30分から20時30分まで 4/26~9/25の期間:9時00分から21時00分まで |
平均観覧所要時間 | 約20分間程度 |
収容人数 | 500人 |
予約の有無 | 無 |
バリアフリー情報 | 観覧車には、車いす対応のキャビンがあります(1台)。(電動車いすや大きいサイズの車いすでは入れない場合があります) 一部映像には字幕表示があります。 5歳以下のお子様は保護者の同伴が必要です。 体調の悪い方、心臓に持病がある方はご利用できません。 ベビーカーでの入館はできますが、お子様を乗せたままでの乗車はできません。乗場付近に置き場があります。 キャビン内に音声案内があります。 |
ワンダーホイール展・覧・車は、50メートル級の観覧車を演出装置に使う、国際博覧会史上初のパビリオンです。
プログラムは「プレショー」「メインショー」「ポストショー」の3つで構成されています。
上昇する観覧車から時空を超えた不思議な演出空間を旅しながら、人とクルマと地球の関わりをご覧頂けます。
クルマへの夢。すべては車輪から始まった…。
メインショーの出発ロビー。不思議な旅へのプロローグ。
あの時も、この時も、みんなクルマに夢をもっていた。
時を遡りながらクルマへの夢(モータリゼーションの歩み)を映像で紹介します。往時の風景や世相を背景に、昔懐かしい、その時代の象徴ともいえるクルマが次々に登場します。さらに時は遡り、クルマの誕生、シュメール人による車輪の発明、そして…。
人間が創造力を羽ばたかせて創作した様々な仮想世界(絵画やコラージュなど)を旅しながら、人とクルマと地球との関わり、そして未来への夢を思い描く、驚きと感動のプログラムです。
乗車したキャビンが少しずつ上昇するにしたがって、過去から現在、そして未来へと続く、人とクルマと地球の物語が展開されます。その後、屋外に出て万博会場の全景を観覧することができます。
展開するシーンは、人とクルマと地球の関係をテーマに、「夢・大地を駆ける」「夢・冒険とロマンを求めて」「夢・豊かな交流」「夢・もっと自由に」等、屋外の会場展望部分を含めて全部で8つのシーンで構成されています。
人間は、その誕生から移動への夢を抱いた。
フランス・ラスコー洞窟の壁に描かれた躍動感あふれるさまざまな動物たち。それは太古の時代。
大地を自由に走る夢を見た。その夢へ向かって動き始める…。
未知なる世界を求めて、遥かなる旅路へ。
今から約400年前に書かれたスペインの作家ミゲール・デ・セルバンテス原作「ドン・キホーテ」。
それは冒険とロマンの物語。地平線の向こうを目指した終わりのない旅のはじまり。
素晴らしき明日のために、夢のクルマをカタチに。
クルマのデザインを専門に学んでいる学生の協力を得て、自由な発想でクルマへの夢をカタチにした「夢のクルマ」の作品(模型など)を展示します。また、安全や環境に対する自工会のメッセージをパネルや映像でわかりやすくご紹介します。
ワンダーホイール展・覧・車は、内と外、2つの世界を体験できるユニークなパビリオン。パビリオン内部空間を上昇移動する時は不思議体験を味わうことができ、約50メートルの上空に飛び出た時は観覧車本来の爽快な展望を楽しめます。
ワンダーホイール展・覧・車は、巨大な回転する輪(=観覧車)とその半分を斜めに包み込むシャープな建築で構成された、高さ50メートルのダイナミックなデサインです。外観カラーの「赤」は、生命の根源である「太陽」、地球に生きるすべての人びとの「愛」、新たなる未来を創造する「情熱」と「エネルギー」をシンボライズしています。
パビリオンの建築資材は、リサイクルが容易なスチール素材を多用し、環境への負荷低減を図っています。また、観覧車は既存のモノを使用し、博覧会終了後も再利用する計画です。