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スイス館

  • スイス連邦


コンセプト

「山」

パビリオン概要

出展場所長久手会場 グローバル・コモン4

展示概要

今回の博覧会でのスイス館のテーマは「山」です。地形的な特徴で、文化の象徴でもある「山」を自然との共存と位置付け、山の持つエネルギー、力強さ、静けさ、癒やしを体験してもらいたいと考えています。
高くそびえ立つアルプス山脈をコンピューターで描画した巨大な羊皮紙が、山の骨組みに張り巡らされ、館内に自然の山々が立体で再現されています。山の内部には5つのエアードームが連なった展示室を設け、15人単位で見学ツアーができます。来館者は、スイス軍が使用しているポケットランプ(懐中電灯)を改造した音声ガイドを持ちます。これは展示物に照明を当てると、その紹介をランプが音声で案内してくれるもので、日本語と英語のバイリンガルになっています。暗めに作られた展示エリアをポケットランプ片手に探索していくような気分が味わえるでしょう。
展示は「スイスの神話」「ビジョン」「危険と注意」「科学の頂点」「モンテロ-ザ」という5つのテーマに分かれ、「スイスの神話」では、20世紀初頭に活躍したスイスのアーティスト、ハンス・エルニの手によるシュールレアリスティックな壁画や、有名な救助犬セントバーナードのバリーの剥製などがあります。
続く「ビジョン」では、気球で世界旅行を達成したピカールや、宇宙飛行士ニコリエ、アメリカズカップで優勝したヨットのベルタレッリら、自然を味方にしたスイスの冒険家たちを紹介します。「危険と注意」は、警鐘を込めてスイスで実際に起こった大規模な災害の様子を展示します。「科学の頂点」では、スイスの最新科学の成果を披露。人工知能の研究や、世界初のWeb ブラウザ、そして今はなきアフガニスタン・バーミヤンの仏像のコンピュータ・モデルなどを見ることができます。そして最後の「モンテローザ」では、有名なスイスのモンテローザ山荘の再建プロジェクトを紹介しています。


パビリオン館内のショップ・レストランについて

探索ツアーを終えると、展望テラスに出て山の景色を再度満喫した後、バーを備えたレストランが迎えてくれます。オープンキッチンスタイルのこのレストランでは、スイスのイタリア語圏、フランス語圏、ドイツ語圏、ロマンシュ語圏それぞれを代表する4つの郷土料理やスイスワイン、スイスビールが味わえます。

公式参加出展国・国際機関の紹介

スイス連邦

首都 ベルン  受理日 2001.12.19

ヨーロッパのほぼ中央に位置する「ヨーロッパの屋根」と呼ばれる山国。2002年9月に国連総会において加盟が承認された。中立国として平和維持の努力、係争国間の仲介などを積極的に行っている。人口:720万人。国土面積4.1万平方キロメートル。一人当りGNP:36,970米ドル。