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スペイン館



コンセプト

人生の「わざ」と智恵を分かち合う(Sharing the Art of Life)

パビリオン概要

出展場所長久手会場 グローバル・コモン3

展示概要

 スペイン館のテーマは「人生のわざと智恵を分かち合う」です。著名なスペインの建築家アレハンドロ・サエラ・ポロが設計したスペイン館は、外壁に格子窓「セロシア」を再現。スペインの土で作られ運ばれた、六角形の陶器でできたブロックを幾何学状に組み合わせたこの壁は、パビリオン自体から1.5メートル離れた位置にあり、来館者が通る回廊となります。太陽光を和らげ、風雨も適度に防いでくれるこの壁は、内と外を曖昧にする効果があります。
 パビリオン全体は、キリスト教の大聖堂をイメージして設計され、教会の中央廊下を模した「プラザ」と呼ばれる広いイベント空間から、周囲の5つの展示空間「チャペル(礼拝堂)」につながっています。16面の映像が頭上を覆うプラザの周囲にある展示空間「チャペル」は、それぞれ別の建築家・芸術家によってデザイン・設計され、第1のテーマは、火星の生命起源を研究している宇宙生命学センタ-を再現する「イノベーション」。ここでは、スペインの鉱山でリモコン作業をしているペティント・ロボットのレプリカが来場者を出迎えます。
 次のチャペルのテーマは「実り豊かな大地」。バルセロナオリンピック公式マスコット「コビー」のデザイナー、ハビエル・マリスカル氏による食べ物の彫刻の展示や、スペインの活気あふれる市場の風景を復元します。
 そして第3のテーマは「ドン・キホーテの世界」。執筆されてから、今年で400周年を迎える小説「ドン・キホーテ」や、スペインの古典文学がわかりやすく展示されます。「現代のヒーローたち」では日本でも有名なスペインのアスリートを多数紹介、そして「フィエスタ」では、スペインの祭りを映画などでさまざまな角度から披露します。


パビリオン館内のショップ・レストランについて

 パビリオン内にはタパス・バーがあります。日本の小皿料理に似たタパスは、仲間と一緒に生ハムや海産物、サラダをパンに乗せてワインとともに味わうカジュアルな料理です。
 館内のショップでは、スペインの高級ブランドLOEWE(ロエベ)の製品を販売します。


公式参加出展国・国際機関の紹介

スペイン

首都 マドリード  受理日 2001.05.24

イベリア半島の大部分を占める国。92年にはセビリア万国博覧会を開催。人口3,990万人。国土面積約51万平方キロメートル(日本の約1.3倍)。一人当りGNP:14,860米ドル。