クロアチア館
コンセプト
一滴の水：一粒の塩（A drop of water：a grain of salt）
パビリオン概要
| 出展場所 | 長久手会場 グローバル・コモン3 |
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展示概要
クロアチア館のテーマは、「一滴の水：一粒の塩」です。「一滴の水」は非常に単純な構造をしていますが、ほかの元素や化合物を加えれば、無限の組み合わせを作り出すことができ、地球上のあらゆる生命の基礎を成しています。一滴の水にこそ、自然の全叡智が表されています。クロアチア共和国は、ヨーロッパ大陸と地中海という2つの大きな地域によって多くの刺激を受けた国であることから、まさしく水の分子の組み合わせを表していると言えます。 パビリオンの1階では、海面下から始まり海面を突き抜け、もっと高いところまで上昇して終わる一つの旅がイメージされ、古代の製塩技術を通して、我々に海の潜在力を想起させてくれます。塩は香辛料であり、天然の保存剤であり、知恵の表れであり、節度（中庸）と純粋さの象徴です。今日では、塩の存在を当たり前と思っていますが、歴史的に見ると塩田を巡って戦争が繰り広げられ、塩を運ぶ道は秘密にされました。海水から塩を分離する作業と、海水を精製して清浄な飲用水にする作業は、ともに海を大切にしてきた人々の歴史と深いつながりがあります。 2階では、クロアチアの全容が紹介されます。上空から撮影されたクロアチアの風景、海、都市、船舶、国民、及び文化の鳥瞰図が、まるでクロアチアの空を飛んでいるような感覚を覚えさせてくれるでしょう。
パビリオン館内のショップ・レストランについて
館内では、アクセサリー、玩具、趣味の品々、美術工芸品、食品のお土産などが販売される予定です。
公式参加出展国・国際機関の紹介
クロアチア共和国
首都:ザグレブ 受理日 2003.05.27
バルカン半島の北西部に位置し、長い風光明媚な海岸線でアドリア海に面している。内陸部は肥沃なドナウ平野で、海岸部は北西から南東に走るディナル・アルプス山脈の山麓に沿って細長くのび、石灰岩の溶食地形を形成している。気候は、内陸部は大陸性気候で寒暖の差が大きいが、海岸部は地中海性気候で日照に恵まれ、色とりどりの花や植物に覆われている。人口：444万人。国土面積：5.7万平方キロメートル。一人当りGNP：4,650米ドル。
