観客輸送グループの菅野と申します。よろしくお願い致します。輸送計画につきましては資料―7、49ページから3枚ほど用意しておりますので、これに基づいて説明をさせていただきます。青少年公園への輸送計画についてということで資料を用意させていただいておりますが、計画基準日につきましては11万人ということで青少年公園には11万人想定、その他に海上地区のみ1万5千人ということで、合計12万5千人ということになっております。一部オープンカフェの話とも重複しますけれども、出ておられない方もいるということだと思いますので、全体をご説明させていただきたいと思います。(2)がアクセス方法ということで図を次のページにつけてございます。ちょっと表裏で見にくいかもしれませんけれども、アクセス方法はここに書いてあります通り、鉄道系で言いますと八草の駅それから名古屋駅、栄駅、上小田井の駅、それから尾張瀬戸駅、黒笹駅という合計6駅からシャトルバスによって会場のほうに来るということであります。特に会場に最も近い至近距離にあります愛知環状鉄道の八草駅、これを利用することによってできるだけバスでの移動部分を少なくするということになりますので、八草駅に誘導を図るということで、利便性の向上の為の施策、あるいは宣伝ということによってできるだけ誘導するということを考えておりまして、その手立ての一つとして高蔵寺駅でJRから直接乗り入れることのできるような高蔵寺スルー、あるいは八草駅から会場へのシャトルバスを無料にすることによってできるだけ運賃抵抗といいますか、費用面の抵抗をなくして、八草駅からのシャトルバスを利用していただくようなそういう料金面の施策、そういう利便性の向上の施策、誘導施策を図ることによって、できるだけ八草駅のほうを使っていただくように誘導をしたいというふうに思っております。それから自家用車につきましては、会場に直接乗り入れないパークアンドライドの方式を取るということで、絵にありますような1、2、3、4、5、6、7と7つのおおむね会場から20分圏内の駐車場を7箇所用意をいたしまして、そこからシャトルバスで会場に入っていただくということを考えております。特に各駐車場に分散をして入っていただくということで、2005年には相当IT技術も進むと思われますので、最先端のIT技術を積極的に活用いたしまして、分散して各駐車場に集中しないように分散化を図っていくということをやっていきたいというふうに思っております。
それからシャトルバスのルートでありますけども、ここに駅シャトルについては実線、駐車場シャトルについては点線で書いてありますけども、名高速だとか東名阪だとか東名だとか、そういうできるだけ高速系の道路、あるいは猿投グリーンロードという自動車専用道路を活用して、そういうふうにいかないところも幹線系の道路をできるだけ活用して一般の交通への影響を抑制をしていくというふうに考えております。それから団体バスですけれども、団体バスのみは会場の西側に専用の駐車場を設けまして、そこに直接入っていただくような形を考えております。ただこの団体バスにつきましても、容量以上にバスが集中するということを避けるという意味で、できるだけ平準化を図るという意味で予約制というような形をとることによって、そういった混雑を避けて容量以下で運用ができるようなことを検討していきたいというふうに考えております。
そのようなアクセス方法の下で、それではどの交通機関をどのくらいの人が使うかというのが(3)の機関分担率の見込みというものでありまして、基準日の11万人のペースで算出をいたしますとこのような形になるということでありまして、鉄道系という先程の6駅からのシャトルバスを使って会場に入る方が57,300人ということで全体の約52%、オープンカフェでは50%と申し上げましたが、もう少し1桁まで言うと52%という数字になっております。このうち特に愛知環状鉄道八草駅へは先程申し上げましたような誘導施策を図ることによりまして33,000人ということで、全体100%のうちの30%を愛知環状鉄道の八草駅からのシャトルバスを利用して青少年公園に入っていただくということで考えております。それから自家用車の駐車場シャトルを使ってということでは36,200人ということで、これは全体の33%を自家用車で来場されると見込んでおります。それから団体バスにつきましては全体の15%ということで16,500人の方が団体バスで会場に来られるということを想定しております。
以上を合計しますと11万人になりますけども、この他に海上と青少年公園の両会場に行くという人については会場間を移動する必要がありますので、その会場間を移動する人というのをその他に15,000人見込んでおりまして、11万人のうちの15,000人は海上へも行って帰ってくるというようなことを想定をしています。これは会場間シャトルバスということで、これもまたシャトルバスによって会場間を移動していただくということを想定をしております。それで(4)ですけれども、この11万人の会場間で海上のほうから帰ってくる人も含めますと12万5千人になりますけども、これらの人が最終的にはバスで青少年公園に入るということで、じゃあどの方面から何台ぐらいのバスが行ったり来たりするのかというものが、この紙でいいますと(4)と(5)でありますが、次の紙に図―2ということで会場周辺の観客輸送計画概要ということで数字入りの資料をつけてございます。そちらを見ていただいたほうが分り易いかと思いますけれども、各方面から出発をしたバスが最終的には3つの方向、西方向と北方向と東方向と3つの方向から会場に入ってきます。従いまして最終的には3つの方向から来る道路がもっともバスが集中するところになりますので、その一番集中する3つの地点についてどのぐらいのバスの台数になるのかということと、それから最終的にはターミナルとしては北側にあります、紙にはKセンターターミナルと書いてありますが、このターミナルと西側にありますYP西ターミナルと書いてありますが、このターミナルに最終的にはバスが入ってまいりますので、それぞれのターミナルに何台ぐらいのバスが1日に入ってくるかという想定をこの表の中で示してございます。まず、シャトルバスの方ですけども、西方面からということで名古屋瀬戸道路と県道力石名古屋線、これを使ってターミナルにやってくると、それから北方面につきましては県道愛知青少年公園瀬戸線を使ってターミナルの方に来ると、東方面については最終的には猿投グリーンロードを通って、県道力石名古屋線でもあるんですが、これを通ってターミナルの方に来るということでありまして、その前のページのルート図と合わせてみていただきますと、西方面につきましては、まず市内の3箇所からの駅シャトルバス、それから黒笹駅からのシャトルバス、更に駐車場シャトルで言いますと3、4、5、6、この4つの駐車場からのシャトルバス、これが西方面からのルートということで、最終的に県道力石名古屋線を通って青少年公園に入って来るバスであります。推定の場所としては白丸でかいてあるところを考えております。それから北方面ということでは、尾張瀬戸の駅からのシャトルバス、それから駐車場で言いますと1、2、この駐車場シャトルバス、これが北方面の青少年公園瀬戸線を通って入ってくるシャトルバスになります。それから東方面ということでは八草駅からのシャトルバス、それと駐車場で言うと7の駐車場からのシャトルバス、更に合わせまして海上の森との間の会場間シャトルバス、このバスが猿投グリーンロードを通った東方面からのルートということでバスがやってまいります。団体バスにつきましては北はないだろうということで、東方面と西方面から団体バスは入ってくるという想定をしております。それらの3方向につきまして基準日の11万人、会場間入れて12万5千人に対応した1日辺りのバスの交通量というのを四角に囲んであります上に北方面、西方面、東方面と3つ四角があろうかと思いますけれども、この四角の中にシャトルバス交通量ということで、あるいは団体バス交通量ということで記載しておりますのが、そのバスの台数であります。西方面でいいますとシャトルバス交通量3,490台、団体バス交通量540台ということで、合計約4,000台ちょっと、それから北方面で言いますとシャトルバス交通量750台、東方面で言いますとシャトルバス交通量3,680台、団体バス交通量280台ということで、あわせまして4,000台弱の台数が1日当りの交通量ということで想定をされるところであります。この1日当りの交通量ですけども、行きと帰りと合計になりますが、行って帰ってくると行き帰りで2台ということに、1日当りですのでなりますけれども、全部あわせますと9,000台近く、8千数百台という台数になります、11万人の人数をバスの定員40人で、例えば単純に割ってみると3,000台弱、会場間入れて12万5千人を割ってみても3,100台ちょっとというようなことで、行きと帰りで倍にしましても6千数百台ということになりますので、そういう単純計算に比べると、ちょっと数字が多めに見えますけども、団体バスの場合ですと会場にやってきてお客さんを降ろして、そこで待ってます。待ってて帰るときにお客さんを全部乗せて帰るということになりますので、団体バスであれば40人なら40人の定員を丸々使って合計往復2台という計算になるんですが、シャトルバスの場合ですと、回転をします。お客さんを連れてきてそれで空でもって次のお客さんを連れに又バスが駅シャトルなら駅のほうに戻るということにならざるを得ない関係で、平均乗車人員が下がるといいますか、そういう関係もありますもんですから、どうしても回転の関係上数字的には多くなってしまうということで、こういう数字になりまして、アセスとしてはこの数字を使うということになろうかと思います。ただこの数字、基準日の数字ということでピークに近い何日か分の数字ということで、通常の数字としてはもっと少ないという数字になろうかと思います。
それから既存の調査結果として平成12年の協会の調査結果、あるいは平成9年の道路センサスの数字、そういったものが出ておりますので、黒い丸と色の薄い丸という2ヵ所、それぞれございますが、この地点で12年なり9年に測った1日当りの両方向合わせた交通量がここにそれぞれの西、北、東方面書いてある数字になっております。これは参考にこれを載せてございます。それから今のような台数についてはアセスの時には1日の交通量ということでこういう数字を使うことになりますが、もう一つご心配のある渋滞の問題の数字ということで考えますと、これは1日の交通量というよりはむしろピーク時1時間における、混んでる方の片側の交通量がどのぐらいになるのかということが関心事になるかと思いますので、その数字はそれぞれ北、西、東の四角の中に一番下にバスのピーク時片側交通量ということで示させていただいております。これはシャトルバス、団体バス合わせましたそれぞれの方面からの交通量を示した数字であります。もっとも心配されるのは西方面からの交通量になろうかと思いますけれども、1時間当たり380台ということで想定をしております。この380台という数字ですけれども、私どもとしては、県道力石名古屋線、今一部2車線の部分がありますけども、これが全線の4車化がされるということになっておりますので、それによりまして特に田籾名古屋線との交差する部分の4車化等がありますので、それによる道路容量の増加によりまして、バスの380台というのは充分吸収することが容量的に余裕を持って吸収することが可能だというふうに考えておりまして、道路の車線の容量として今より悪くなることはないんではないかというふうに考えております。
さらに追加して申し上げますと、現在青少年公園の駐車場には休日ともなれば1日2,500台とかそれぐらいの車が来場しておるようでありますし、多い日だと4千何百台というような車が来ているということがございまして、それが博覧会期間中はここには駐車場に来る車というのはゼロになりますので、博覧会にこられる方も周辺のパークアンドライド駐車場に止めていただくという事になりますので、そこの部分の車がなくなるということによりまして、相当程度容量的には余裕が出ることになるのではないかというふうに考えております。ただご心配のあります前熊東を始めとした交差点の問題、交差点の容量につきましては、又通常の道路の車線とは別途の話になりますので、この辺については私どもといたしましても地元の自治体あるいは警察機関などと別途どういうふうにするかという対策を検討しておるところであります。検討しているばっかりでなかなか中身が見えないということでご心配いただいておりますけども、なかなか調整中の内容を申し上げにくい状況にありまして、ハード面の対策も含めてどういうふうにするかを検討しておりまして、私どもとしてはここについては万全を期したいというふうに申し上げておきたいと思います。
それと更にターミナル別、KセンターターミナルとYP西ターミナルと四角で囲んで書いてありますこのターミナルにつきましてそれぞれ何台入るか、1日に何台入ってくるかという数字を載せてございます。Kセンターの方はシャトルバスが2,310台、YP西の方はシャトルバスが1,630台と団体バスが410台ということで、こちらの方は道路の数字と違いまして何台入ってくるかということで、行き帰りで倍しておりませんので、各方面の道路からの交通量の合計を半分にしていただかないといけませんけれども、2,310台と1,630+410の2,000台ちょっとということで想定をしております。考え方としましてはKセンターターミナルの方にできるだけ入っていただいて、そこで収まりきれないといっても、Kセンターと同じぐらい数字はありますけれども、バスを青少年公園の西側のターミナルで扱うということで想定をしております。
以上が輸送計画の概要、数字の話になりますけれども、いずれにしてもこの数字、現在の熟度での想定の数字になりますので、これらにつきまして今後熟度が高まっていくにあわせまして、数字的には変わっていく部分もあろうかと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。以上です。
次は環境アセスの方でございますね、松崎さんよろしくお願い致します。
環境グループの松崎でございます。座って説明させていただきます。私のほうからは資料―8、52ページ、53ページについておりますが、こちらについてご説明をさせていただきます。まず順序逆ですけれども、53ページのお知らせと書いてある方の内容についてご説明をいたします。こちらはオープンカフェの段階では日にちがまだ決めきれないということでご説明をしていた段階だったんですけども、その後日程調整や場所の確保等がはっきりしてきましたので、ここにありますような日程で何をやるのかというのを、お知らせというタイトルがついておりますのはビラの形で作成をしたものでございます。このビラにつきましては本日号の長久手町の広報に折込をしていただきたいということで、町民の方へも配布をさせていただくという目的でこんな体裁を取りました。この中に盛り込んだ内容としましては10月の25日から博覧会協会の事務所と長久手町の役場で閲覧ができるようにいたします。閲覧期間としては11月の17日まで、使う場所の都合等もありますので土日祝日を除くという形になりますが、この間3箇所でご覧いただけるようにいたしますということが一点でございます。この内容を協会のホームページでもご覧いただけるようにしたいと考えておりますが、こちらの方は若干作業期間の都合がありますので、何日からホームページに載せられるかというところはまだちょっと流動的なところがありますので、このお知らせのビラの段階では日付を書ききれませんでした。いずれにしましてもなるべく早い日にホームページでもご覧いただけるようにしたいと思っております。それから真中の欄飛ばしまして、下の欄に意見書の提出という欄を設けておりますが、10月25日閲覧ができるようにする日から約1ヶ月間ということで、ご意見を提出いただける期間を設けたいと思っておりまして、11月24日を締切日といたしました。こちらにつきましては郵送でも持参でもインターネットでも受け付けられるようにしようということで、書面による意見提出という形を取らせていただきます。特に様式等は定めませんので今回まとめます件についての意見書であるということを明記していただければ、協会の中で私どものところへ配布されるように段取りをしてございます。真中の欄に書きました説明を飛ばした部分ですが、説明会という形で10月の30日に長久手町の長久手小学校の体育館をお借りしまして、ここにありますような午後7時から9時までの予定で今回お出しする図書の内容についてのご説明を予定をしてございます。この他にも内容について説明が欲しいとか、あるいは意見交換をしたいとかというお申し出があれば、それぞれに対応をさせていただきたいというふうに思っております。1ページ戻りまして52ページでございますが、これについてはまだ原稿をお配りするという作業の段階まで至っておりませんけども、先程計画についてと観客輸送についてのところで説明がありましたように、現段階での数字も含めて影響を予測するのに必要な材料が出てきておりますので、先程説明がありましたような数字を用いて事業をやった場合に環境への影響はどういった影響が考えられるかといったような結果を今回の図書ではお出ししたいと思っております。ただまだ検討段階ですというのがかなりありますので、ある程度これから先その影響を減らす為にどんなことをやっていくかというものを説明するのと両方を書いた形のまとめになろうかと思っております。内容につきましてはオープンカフェの時にご議論いただいたような重点項目、それに対して協会のほうで作業をしている項目としてはこんなものですというようなご説明をさせていただいて、冒頭のご報告の中でもありましたんで、特に52ページの説明はいたしませんが、こういったような内容を盛り込んだものを25日に閲覧ということでようやく日程の方を決めましたんで、今日はそちらのご報告を主体にさせていただきました。
どうもありがとうございました。計画の熟度が固まらないと明らかにならない数字がまだいっぱいあるということですが、本当にもしオープンカフェで3日間行った事に意味があったとするならば、そういう意味では説明の熟度が上がったかなということがございます。先程曽我部委員からもご指摘がございましたけども、我々がそれぞれ別の言語をしゃべっているが故の誤解というようなものがかなりあったということについて、計画の熟度を上げることも必要だが、説明の熟度を上げることが必要なんじゃないかということが最終的に3日目に随分でまして、それにかなりお答えいただいたのではないかと思います。ですからオープンカフェの意味があったとするならば、そういう基本的な問題についてお互いに学びあえたことであり、またそれを返さないでは出てこなかった様々な疑問というものが数字のような形で答えとしていただけたことではないかと思います。ただまだそういう意味では我々それぞれが学習過程でございますので、ここについては十分でないとかここがわからないとか、そういう方も随分いらっしゃると思いますので、質疑応答等やりたいと思います。最初に予定しましたよりも、本当にきちんと説明をしていただいたというようなご努力もありまして、また我々が情報共有が必要であると考えたところから、かなり丁寧な説明を報告者からいただいたということで予想外に時間が延びております。従いましてここで約15分の休憩を先に取りまして、そのあと質疑応答して議論に入ったほうが、時間的な配分としていいかなというふうに考えますので、15分の休憩を取らせていただきたいと思います。その間皆様色々ご意見等ありましたら、後半につきましてはかなり効率よく議論進めてまいりたいと思いますので、それぞれのご意見をその間におまとめいただけたらと思っております。では休憩に入ります。
(休 憩)
皆さん席にお戻りでしょうか。私が一番後に戻ってきたかもしれないので、申し訳ありません。それじゃあ少しのびましたが、早速議論のほうに移らせて頂こうかなと思いますが。どなたが口火を切って頂いてもいいんですが。じゃあ今2~3本手があがりましたので、島津先生、それから草刈さん木村先生、はいじゃあこの順番でまず、あっそうだ、先程ありましたよね、じゃあそちらいく前にどうぞ、はい。
私達長久手住民には当たり前に分かっていることでも、皆様には地名とか、お話ししても分かりづらいということで、今日はこういった地図を用意して頂きましたので、これで私達の抱えている不安というのを具体的にもう一度皆さんに聞いて頂きたいと思います。私達長久手はですね、人口4万人なんですが、その内の3万人が西半分に住んでおります。通勤にしろ、通学にしろ、殆どが長久手町の西に接しております藤ヶ丘ですね、ここから名古屋へ通勤したり通学したりする人が非常に多いんです。それで今回ですね、計画の中にはきちんと入っていないような、例えばこの長久手南部駐車場、それから丸根駐車場、これは計画の中に入っているんですけれども、藤ヶ丘で名古屋東部の方なんかは、藤ヶ丘まで来てそこからタクシーに乗って、青少年公園へなんとか行けるんじゃないかとか、あるいは自家用車でこの青少年公園の近くまで送って行って降ろすと、そういう十分可能性が考えられるようなものがアセスの中には含まれておりません。そういうところを私達は非常に心配しておりまして、この南部の駐車場、それから丸根の駐車場に来るにしても、やはり西方面から町内の県道、名古屋力石線だけではなくって、町内の細かい生活道路を通ってこの駐車場に入って、ここからシャトルに乗り換えるということです。ですから私達はここへ来るまでの車の入り込みによる渋滞とか、そういった事も非常に心配しております。5月の連休中に私達は大久田東から青少年公園まで、いったい時間がどれくらいかかるだろうか、アセス用語にはないんですけれども、私達で住民用語で言いますと、ここまでにかかる所要時間を調べたんですね。そうしましたら通常ですと10分くらいでいけるところを、2倍から3倍、一番ひどい時には60分かかって、この青少年公園までやっとたどり着いたという、そういう5月の連休中なんですけれども状況があります。片側2車線、4車線化というのは、片側2車線にするんですけども、そこの部分というのは今高架になっている。ここからこの辺りがこれから車線が拡幅されるわけですが、このあたりは現在でも2車線、片側2車線、4車線です。ですからこの今の状況でも非常に渋滞してる。これは東へ行かれた方は皆さんご存知だと思います。それともう一つ、私達が問題にしております下水の問題なんですが、青少年公園から浄化センターは町の西の方にあります。ここからここまで約6km近くですか、仮設の配管を使って下水を送るということで、この工事にともなう環境の負荷というのも非常に大きいのではないかというふうに考えております。とりあえず以上です。
はいどうもありがとうございました。先程ですね、休憩中に坂本総長を囲んで、女たちがかしましくやっておったわけですが、そこである委員から一つの仮説が出まして、男性は鳥瞰図から物事をわっていくことは得意だけれども、自分の身のいわば枝葉にあたるところから状況やら考えていくのは不得意ではないかというのがあって、その話が盛り上がちゃったんですが、やはり自分自身の体感からくる問題として、ひとりの住民として、これはこの間のオープンカフェでも出てたわけですけれども、本当にいつも生活をしていると、どうしても藤ヶ丘というのは長久手の方々にとって、藤ヶ丘自身は名古屋市なんだけれども、藤ヶ丘という地点、藤ヶ丘からある一定の地点までの、たとえばアセス語にはないそうですけども、所要時間であるとか、渋滞の度合いとかいうものがとても心配なんだと、これははっきりとしたメッセージとしてオープンカフェでも出てまいりました。それは恐らく、協会のお役人、協会はお役人の方々だけがいらっしゃるわけじゃないですね、にしたって、協会の職員の方々も、まだそこのところについて今日は詳しい説明をお聞きできなかったように思うんですが、その辺のところについて疑問があることを、まず押さえていただきたいということと、それに答える部分で答えて頂きたい。あと下水の問題がありましたけど、何か協会側の方からその点につきまして、ご説明ありますでしょうか。
いまの疑問の点ですけれども、私どもとしては、まず生活道路をいろいろ通って駐車場に来るんではないかということで、大変ご心配があると思いますけれども、幹線以外のですね、駐車場にやってくる車についても、こまごました生活道路に車が入らないような規制だとか誘導だとか、そういった方策についてはきちんと警察当局とか町の方とも検討して、きちっとした誘導体制をとって、生活道路に車が入ってきて混乱するという事がないようにやっていきたいと思います。具体的に「じゃあどこをどうするんだ」というところはまだこれからになりますので、まだ「どうします」っていうことはないのですけれども、その点はきちんと頭に入れて対応していきたいというふうに思っております。それから各駐車場に、「じゃあどういうふうに車が入ってきて、どの辺の道がどのくらいの交通量になるのか」という事についても、これもまだ、いまどういった見通しになるのかという、その作業をやっておる最中なもんですから、具体的にどうなるんだというところを数字でお示しすることが出来ないのですけれども、これについてもきちんと2005年の博覧会の時点で各駐車場に入ってくる車がどういうふうに道を通って、どのくらいの交通量への負荷が予想されるのかというところがきちんと押さえて、きちんとした誘導方策をとりたいと。例えば駐車場でもですね、できるだけ、力石名古屋線が混むのであれば、そこを避けるように手前のところでですね、そこを避けるような誘導ルートをきちんと設定して、いろんな情報提供あるいは道路における情報提供、道路に出る、出発前の情報提供できちんと混雑するルートは避けるようなかたちで、駐車場に入って頂くというような事をきちんと考えていきたいと。また・・・
すみません、手短にお願いします。
はい、以上です。
ありがとうございました。今のをね、住民語に約しますとね、多分本当にひどい状態になる時にはちゃんとお巡りさんが出てきて頑張ってくれるんで、生活道路がいわゆる渋滞でいっぱいになって皆さんの生活を脅かすようなことはないように、今一生懸命調整してるんですっていうふうにおっしゃったことと、それからいろいろ渋滞がすごくひどくなった時は何分くらいかかるんだから、あんたがた他の道へまわんなさいっていうような、そういうそのいわば新しいITをつかったような情報を沢山流す等を含めてですね、そういうかたちで渋滞を減らしていくための努力はさまざま行われていくと、今そういうのせっせと作っていらっしゃるんだというふうにお聞きしたんですが。ですよね。はい。いかがでしょうか。
まだ出せないという状況なわけですね。出せないというか、きちんと出来ていないという状況、ですから私達はまだやっぱり不安は解消されたとは言えないというふうに申し上げているんです。
はい分かりました。では、お待ちの方々がいらっしゃいますので、先程の順番でまず、島津委員どうぞ。
はい、どうも。3日間のオープンカフェは非常に有意義だったと思います。確かに青少年公園の問題が浮上、こう具体的に議論の対象になったと同時に検討会議は今後何をすべきかということが分かったからだと、少なくとも私はそう思うわけです。先程来の説明にありますように、説明の熟度が上がったというお話しが出てまいりますが、これは裏返しますというと、協会側とすればいろんな計画に対して調整の結果は皆さんにお知らせするけれども、その調整のプロセスにタッチしては欲しくないということをおっしゃったからだと思うんです。つまり、私最初に検討会議は説明責任があるじゃないか、青少年公園小さくしちゃって、失礼、海上の森小さくしちゃって、青少年公園会場に負担かけるのには責任あるんだから、こちらの住民の方に説明に参加する必要あるんじゃないかということが、アセスの技術的な問題よりも、もっと大事な事じゃないのということを申し上げたんですが、そういう必要はまったくいということを協会はおっしゃっている。説明の責任はこちらにあるのであって、あなた方にはない、検討会議というのはいろいろおっしゃればデータを出しますから、それに対してお答えを下さればいいのであって、調整の結果、過程に参加するということは結構ですと。これは恐らく今日この次に何をやるかとか、まぁ後で議論になるでしょうけれども、その時に考えておくべきことだなぁと思ったわけでございます。つまり、少し今までと、それにしても変わるべきものは何かというと、なんかこう住民というのは要求を出す、反対しては要求を出すというのではなくて、メッセージを出すと、それを住民語でメッセージを出すと、計画する側は自分達のことまで考えて下さって、それを通訳を通じてかなんか知りませんけれども、返してくれるというフィードバックの可能性は残っているという、これが唯一検討会議の意義じゃないかなぁと、ちょっと極端かもしれませんけども、オープンカフェというのは非常に有意義だったという理由、少なくとも私にはそういう感じがした。以上です。
えーと、草刈委員でしたね。
会場計画に関する質問なんですけど、いままで検討会議でも博覧会の開催の時間帯について全然議論されてなくてですね、これは環境影響評価とも関係あると思うんですけど、ハノーバー博では深夜まで開いてて、2交代制でスタッフがかかっていると、人件費もばかにならないし、じゃあ愛知万博ではどうするのか、海上の森は早く閉めるのかとか、その開催の時間によっても環境影響評価が変わってくるだろうから、そこの辺についても是非議論をして頂きたいなというようなところです。
その辺について、いま協会の方で何かお答え頂けることありますか。
アセス、いま現在のところですね、朝の9時から夜の10時までというふうに開催の時間は考えております。
これは海上ともに・・・
海上の方は8時、20時までです。
はい、ありがとうございました。じゃあ、木村先生すみません、お待たせいたしました。