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「愛知万博検討会議(海上地区を中心として)意見一覧(4)

No,100 討論を公開で

愛知万博検討委員のみなさまへ
そして、協会のみなさまへ

次回検討会議はぜひインターネット公開だけでなく傍聴者も同室に入れた 公開会議を開催ください。どうか、たいへんだと思いますが、このままでは 禍根を残しそうです。

市民参加のための公開とは ITを越えて

市民参加の万博を、とこれまで9回開催された愛知万博検討会議は、地元NPOや住民団体が主催者側と同じテーブルについて討議を重ね、海上の森の施設面積計画を大幅に削減した。しかし24日に予定されている第10回会議の前に、どうしても言っておきたいことがある。特にこの万博が閣議了解を得て開催に向け順調に進んでいるとの印象を持つ人には、ぜひお読みいただきたい。
万博検討会議は、インターネット放送という画期的な方法で、市民に公開されてスタートした。冒頭委員長が「どこかで何かが勝手に決まるという古いスタイルを打破したい。オープンに市民が参加していく会議を目指したい」旨を宣言したように、ITという新しい手法でその公開性を保障しているはずだった。協会の技術陣は多大な労力をこのインターネット放送のシステム構築に割き、今後の情報公開の道筋を新たにつけるために涙ぐましい努力をした。そのこと自体はたいへんすばらしい。しかしよもやこの「IT(情報技術)利用」が、市民参加を阻むもっとも大きな壁になったとは、あまり考えられていないようだ。  まずこのインターネット放送は、とにかくつながりにくい。よほど通信環境良好な人にしか3時間の議論を視聴することは難しい。ようやくそこに到達しても時折音声が切れ、映像がフリーズし、とてもおちついて検討内容を咀嚼することはできない。
「見られた」瞬間は少し参加した気分にさせてくれるが、それが続かないのだ。まして当初ナマ放送だけだったのだから見ることすらもあきらめた人が多い。(リアルタイムで3時間つきあえるくらいなら、傍聴に行く)。その後市民からの要求でアーカイブ(保存版)、議事録、配付資料などがホームページに置かれるようになった。しかし私を含め市民100名がインターネット放送だけでは不十分と、地元放送局に署名を添えて会議の深夜全放送を願い出た。しかしそれも各社から丁重に断られた。総じて、多くの事案のなかからどうしてこの会議だけを中継せねばならないか、局がコストを負担してまで放送するほどの緊急性にも公共性にも欠ける、というような理由だが、国家プロジェクトを市民が主体で、と言っているときに、その判断は納得できなかった。かろうじて地元ケーブルテレビのスターキャット(名古屋ケーブルネットワーク)が、第3回から独自にカメラを会場に張り付かせ会議の全放送を実施し、コミュニティメディアとしての面目躍如と思われたが、1か月遅れの放送では視聴した市民が議論の過程に参加するにはやや遅かった。
万博に反対だろうと賛成だろうと、万博について某かの考えを持つことはそれだけでも立派な参加だ。不参加の代表は数の上での最大派閥「アイチバンパク何それ?」系の若者たちであり、傍聴に行こうという数少ない市民は主体的な参加を実践しているといえる。ところがせっかく参加意識を持って遠路会議場の建物に足を運んだ市民を「インターネットで公開しているから」という理由で、会議場から閉め出していたのは残念である。委員のオブザーバーとして会議場に入室を許されたのはそれぞれ1名ずつ。傍聴に訪れた市民はたった60席しかイスのない傍聴室に通され、席にあぶれたら立ち見をせざるを得なかった。座席数が限られていることがホームページでも宣言されているので、敢えて参加する意欲を無くした人もいるだろう。会議場から隔離されたその部屋に踏み込むとある種の緊張と興奮をしばらく共有できたが、繰り返し参加した傍聴者は1台きりのテレビカメラを通した映像と音声でしか検討の過程を共有できないことにいらだちを感じた。傍聴室のスクリーンは、インターネット放送と同様、音声も映像も途切れ易く、そして何よりも、カメラのフレームの内側の情報しか市民に伝えない。マイクを持たずに語られた声、発言者に向けられた他の委員の頷きや否定、ざわめき、参加者それぞれの表情、それら全てが会議の進行を左右する要素であり重要な検討の過程そのものなのに、それらは傍聴室では共有できないのだ。休憩に入ると送信が途絶えたり、あるいは委員達が談笑し名刺交換などをする場面を無音声で眺めることになる。傍聴者のいらいらいは募る。私は参加意識の高いそうした市民の失望の声をいくつも聞いた。
傍聴室に足を運んだ市民、インターネット放送にアクセスを試みた市民、ビデオを取り寄せた市民、短くまとめられた議事録と実際を見(聞き)比べた市民、いずれも「愛知万博(の議論の過程)に参加しようとした」市民らは、ホームページにある議事録や、収録された音声だけが会議ではないことを深く実感した。「もともとどうやって委員を決めたのか」「市民代表ではない」「市民参加は演出だ」という委員や協会への不信感は、検討会議の場を共にしなかった人々からじわじわと沸き出している。その後の各地での報告会で「何でも公開すればいいというものではない」「公開したことで、会を代表している人は検討の過程で意見を変えることができなかった。」という意見が委員から出たのは残念だ。情報公開は結果を見せればよいのではなく、過程を共有することも重要である。議論の過程が透明で、誰もが納得できる検討がされていれば、そこで意見を変えることを見守り共感する人が出てくるのではないか。今回のように、委員間でメーリングリストを立ち上げるなどすると、ますます議論は密室で行われることになる。検討がそのような「見えない部屋」に入ってしまうことで、情報の不十分な「傍聴室」にいる市民は、わだかまりと不信感を持つのである。
「寝返った」「変節した」そういう物騒な物言いは、すべて見えない検討過程 への不信感の顕われと見るべきであろう。ではなぜマスメディアは、参加意識のあった市民たちがいらいらを募らせ、次第にやり切れ無さを感じたことを取材しないのか。彼等は一般の傍聴者の入れなかった会議場に入ることができたからである。会議の進行を支配する「討論の空(熱)気」と、傍聴室に漂う「疎外感」「虚無感」は、ケーブルを双方向に伝うことはなかったのだ。
では、市民参加を目的に真に会議を公開するにはどうすればよかったのか。それは意外に近いところに範があった。県境を接する三重県の事例だ。1998年特定非営利活動促進法の制定後、ただちに条例案作りのために県NPO室はNPO研究会を発足した。NPO代表やボランティア団体のリーダー、企業人、研究者、議員、行政担当者など委員は県NPO室が委嘱したが、公募でない人選に大きな不満がでなかったのは、その会議の過程を「誰でも参加できる」ように本当に公開したからである。500名収容可能な県講堂を毎回会場とし、委員のロの字型のテーブルの回りに、ぐるりぐるりとパイプイスを並べ、自由に席にかけて議論に参加できる状態にした。早くに日程を決め、広く参加を呼びかけ、初回約300名、以後毎月平均150名、のべ1500名の参加があったという。事前の申込み無しに誰でも(県外者でも)入ることができ、録音、撮影も自由であった。希望者にはできる限りマイクを回した。委員も自分達の意見を述べることに専念せず、絶えず会場にやってきた顔も知らない市民たちの意見を聞き、非公式に準備会を開催したときは、会場からの意見の分析に時間をかけ、その過程を次回会議で配付した。県にはその記録が残されているが、名も無い市民のひとつひとつの意見をキーワードで分類し、成果である「NPO条例案」と議論の最後に採択された「パートナーシップ宣言」にはすべての発言者の思いが汲み取られている。
「誰でも参加できる」ということは簡単なようで難しい。三重県NPO室の職員(当時は2人のみ)は言う。「最初はこわかったですよ、行政に意見をしてやろうと手ぐすねひいている市民も少なくありませんもん。私たちもNPOのことよくわかっていたわけじゃないし。あの人来たらこわいかなーという顔も頭に浮かばないわけではなかった。でも、やっぱり最後は市民を信頼した、ということです。実際行政に質が出ても、委員がまず受け止めそこで議論する役割を果たし対立構造にはしなかった。しかも会場に来ていた人々が、それぞれ現在県のNPO行政に何らかの形で参加してくれている。そこに結びついて本当に公開にしてよかったと思う。」万博とはテーマも事業規模も異なり、利権もない行政領域で、比較にならないといえるかもしれない。しかしなぜあえて比較するか。それは担当者の次の意見故である。「今はテレビ会議システムも三重県内に整備され、インターネットも格段に普及しましたが、だからもし今あの会議をやるとしたらそういうメディアを頼るかといえば、絶対しません。そんなもので参加のためのやりとりはできません。あのときの講堂での会議の熱い盛り上 がりを知っているから、インターネットでは無理だとわかります。」災害時の緊急性からメディア拡充の重要性を認識し、県内情報化に力を入れる三重県であるが、その実験の場で双方向のやりとりにとまどい、画面の外の盛り上がりを伝えきれない現段階でのテレコミュニケーションの限界もわかってきたという。もちろん、インターネット放送を並行させることには意欲を持つ。南北に長い三重県の地理的条件からへき地の住民にも、障碍があったり、寝たきりの状態にある人にも参加の可能性を開くためだ。利用目的によってメディアの特性には向き不向きがある。しかし議論の共有と参加を目的とするならば場の共有こそがどんなメディアを利用するよりも重要なことを、三重県は体験から学んでいるのである。これこそメディアリテラシー(メディアを読み解き使いこなす能力)の極地である。
ITに多大な期待と危惧が寄せられる中、検討会議でインターネット放送をはじめとするテレコミュニケーションがそう簡単ではないことがわかった。今回 http://www.expo2005.or.jp/(万博のホームページ)という小さな窓枠を通して見えたものが、残念ながら熱意ある市民の参加意識を逆に損なっている。しかしそれは、ITのせいではない。ITの発展が、会議の空気をあますところなく伝えることを可能にする夢も否定しない。問題だったのは、それぞれのメディアの特性を理解せず、目的に合致しない利用を敢行したことだ。やみくもにITを万能とした甘い思い込みと、市民を信頼するという基本的な姿勢を欠いた会議の場の設定は大きな悔いを残した。市民参加を目的とした真の会議の公開のために、誰に対しても会議室のトビラは大きく開けておくという姿勢を、万博についての検討会議運営に望みたい。

No,099 今後の検討会議と、協会の対応について

これからの検討会議のあり方について(2000.9.20.記)
博覧会協会へ(要望)
次回の検討会議が9月24日に行われることを2日前に委員からの情報で知り得ることができました。しかしながら、協会のHPでは、「スケジュール未定」の状態で、広報の遅れを感じました。。多くの関心ある市民が見守るこの検討会議について、協会はもっと迅速で誠実な対応をとってしかるべきです。ようやく日程に気づいて一般意見をせっかく出しても、期日などで会議に何ら反映されなくなってしまう恐れが出てくるでしょう。

もう一つ市民として納得ならないところがあります。検討会議の日にち設定を、19日の万博の閣議決定後にされてしまったことです。今度の議題では、青少年公園に関する問題点を取り上げることになっています。本来なら閣議決定前に会議を行い、議論を行ってから望むべきところをこのような逆の順序でなされる協会の姿勢に大いに異を唱えます!!せっかく、完全ではないながらも今までかつてない、一定の成果を上げた愛知万博検討会議の存在意義を協会自ら踏みにじるようなことは断じてあってはなりません。当然、当日の会議が紛糾するであろうことが予測されます。未だ行政の体質が変わらないと非難されても仕方ないことです。協会はこの不手際について検討会議委員と関心をもって見守る市民に謝罪をしていただきたいと思います。そして、検討会議で決定された合意形成や、指摘内容、課題などを今後の計画に必ず反映させることを約束して下さい。

検討会議に求められるもの 閣議決定、検討会議が示した方向性が計画に生かされるのか分からない状況という事態でありますが、この事態を改善する方向へ向かうためにも引き続き続行していただきますようお願い申し上げます。そして、会議の日程やスケジュール、かかる時間設定などは、博覧会協会ではなく、委員長はじめ、各委員の皆様に裁量権をもつのが妥当であると思います。そのことで会議の第3者的な立場が維持されることであるし、そうあるべきだと思っています。

尚、24日の検討会議には、以下の議題を取り上げていただきますようお願いいたします。

1.青少年公園についての取り組むべき課題について充分な議論を行って下さい。 未だ青少年公園では、交通アクセスに伴う住民環境への影響や、下水処理の負担など多くの問題を抱えています。また青少年公園に残された自然環境についても、海上の森と同様な保全を図っていって欲しいと思います。 青少年にかかる過負担を抑えるためには、収容人数について再考する必要が是非あるものと思います。

そこで、

「アセスに意見をする市民の会」が提示されました、12月登録申請までに行うのがふさわしいアセス手続きについて、どこまで実現可能かを会議で議論していただき、その結果をふまえて改めてアセスを行うことを協会に確約を取り付けることを行っていただきたいと思います。

長久手町の市民の意見を是非反映させて下さい。海上ではかつて無いほどの計画の見直しが、この会議でなされました。青少年公園がそのために負荷の比重を押しつけられるようなことがあってはならないでしょう。長久手から出ている委員の方の意見を尊重して頂きたいと思います。

収容人数を再考し、1日あたりの人数を減らして下さい。その結果、海上でも青少年でもない他の会場(協賛会場)の適用をはかることが望まれます。近日報道でありました名古屋の笹島跡地には充分に収容能力をカバーできる会場作りが可能であると思われます。そして以下に続く広域展開の可能性も出てくることと考えられます。

2.委員長試案でも出された広域展開についての実現の方向性を示して下さい。 意義のある「環境博」を行うためには、海上の森、青少年公園の自然を考えるのみではなく、愛知県下の自然環境、ひいては中部圏、国内外の環境について取り上げるべきでしょう。広域展開では、海上~庄内川~藤前干潟のみならず各地の流域環境にスポットを充てた展開も考えられますし、自然環境にこれ以上ダメージを与えないような人の暮らしの関わり方が問われると思います。委員長試案の中にはその方向性を見いだす中身も含まれていました。試案で終わらせないよう、検討会議内か、または分科会形式が良いか分かりませんが「市民が創る真の環境博」の実現ができますような方向性をこの会議で示していただきますことをお願いいたします。

3.海上の森の回廊について 今月12日に起きた大雨の影響が海上の森にも及んでいるのを現地に出かけて見ることとなりました。場所によっては林道の一部が大きく崩れていたりしています。 ここに住宅と大規模な道路建設が行われなくて良かったと思います。もし、今造成を行っていたら被害はもっと大きな物になって、海上の森周辺にも被害が及んだことでしょう。それほど弱い地盤なのではないかと思います。計画が縮小されたことは評価しますが、回廊の建設の際、こうした影響が無いかどうかをやはりアセスメントできちんと見極めることが必要になってくるものと思われます。

今後の検討会議を形骸化しないような博覧会計画になることを願っています。
以上

No,098 シンボルとしての海上地区

環境を重要なテーマの一つとする今回の万博で、自然豊かな海上地区を使いそこで展開されるであろう企画はそれなりに意味深いものになると思います。しかし海上地区はあくまでもシンボルです。この場でいかに充実した催しがされようと、この愛知県のゴミ問題や環境対策に見る物が無ければ、絵に描いたモチです。名古屋市はもちろん、この愛知県において、世界に誇るべき環境対策が実践されていなければ、わざわざ世界から愛知県を訪問しようとは思えません。つまり、ゴミ処理の手法、分別収集の手法、河川改修の手法、道路建設の手法、その他公園や建築の建設手法の他、エネルギーの有効利用や、化石燃料を利用しないエネルギー政策などなど、次世代に向けた数々の取り組みを早急に具体化させ、一日も早く運営させ、愛知県下様々な都市でこれらの実践的取り組みがなされれば、これこそ展示物となり愛知県下全域が万博会場となります。各都市を見て回る分散型の万博も有り得るでしょう。海上地区はこれらのシンボルであり、そこでの展示物や展示面積が少なくても充分に満足できると思います。海上地区では、里山として都会と共存する姿を見せて欲しいと思います。

No,097 同じ失敗を繰り返さない

開催場所の変更により、環境アセスメントが必要ですが、実施は、いつになりますか? 早くしないと、ますます登録が遅れます。BIEの懸念を二度と抱かせないよう、細心の注意を払い、速やかに実行してください。

No,096 万博への希望

2年前にも投稿しましたが、同期の集まりにて当家の近く「瀬戸」にて万博があるとの話をしたところ、残念ながら 全国から集まった同期生はその万博があることすら知らないとの情報を投稿をしました。その返礼として半年前頃、貴協会よりお礼のメールをいただきました。
この夏に、恒例の2年に1度の同期の集まりがまたあり、もう1度その話をしたところ、「今時、万博の時代ではないだろう」というのが、全体の評価でした。 正直言って私もその意見に賛成です。と言いますのも、以前「デザイン博」に家内と出掛けましたが、会場では学生ばかりで一般のお客は数えるほどしかおらず、食堂へ行けば2人・モノレールに乗れば2人だけ、会場内は強制的に連れてこられた遠足名目の学生(会場であった小学校時代の先生の話)ばかり。 これが現実ではないでしょうか。 多分、ドイツと同じで失敗で終わると予想しますが、失敗は失敗で結構です。ただ、デザイン博のように入場者は学生総動員(税金で)、終了後は灰皿のような馬鹿げた買取(税金で)というように、ごまかしばかりの報告だけはぜひ止めていただきたい。 デザイン博は名古屋の貯木場の整備という隠れた目的が達成できましたが、今回の万博は、住宅地変換の目的は崩れ各企業への還元がなくなりました。それでも、是非、精一杯の努力を惜しまないでいただきたい。

No,095 経験者として

私は85年のつくば科学博の協会コンパニオンでした.開会前から現地に宿り,閉会後までその様子を見届けた者として,言わずにいられないことを申し上げます.
先日新聞に載った入場料の件,あの設定は絶対的に間違っています.つくば博の入場料は2700円でしたが,それでも高いと言われていました.会期半分過ぎても入場者数が全然伸びず,このままでは目標の2千万人にとうてい及ばないということで,コンパニオンも交代でPR巡業に動員され,またいろいろな組織を通してかなりのタダ券が配られたはずです.このようにかなり無駄とも思えた努力の末,なんとか閉会数日前に2千万人に到達しました.すでにかなりマイナスのイメージが広がっている愛知万博に,いったいどこの誰が5千円もって(しかも交通費・食費・宿泊費もあるというのに!)やって来ると思いますか?外国客に至っては,いまやクリック一つで地球上のどんな情報も得られる時代に,こんなばかげた入場料を払いに飛行機に乗ってやって来るとお考えですか?
テーマパークの入場料としては高くないと,ディズニーランドを例に挙げていらっしゃいましたが,あの会社がいったい何十年かけてあの料金を高くないものに築いたか考えて下さい.もう一件お伝えしたいこと.当時,つくば博会場近辺の民家の多くが来客を当て込んで自宅を民宿に改築したり,田畑をつぶして駐車場を作ったり,土産屋を開いたりして6ヶ月間の大儲けを期待していましたが,残念なことに会期前半は閑古鳥と共に泣き,後半は大幅な値下げでなんとかやっているという状態でした.赤字で閉会前に早くも倒産した人々の話も頻繁でした.
高く設定して遠来者どころか地元客まで失ってしまうより,千円以内で何度も足を運んでもらう方が賢いと思うのですが.あるいは3~4千円の券を一度買えば何度でも入場できる仕組みにするべきです.暑い中,閑古鳥の鳴く駐車場で客引きのための小旗を振っていたみじめなつくばの地元民家の再現を,私は自分の町で見たくありません.つい一昨日,15年ぶりのつくばの同窓会に東京に行きましたが,残念 (※ 投稿原稿ここで終了)

No,094 木曾岬干拓地で開催を

三重県から木曾岬干拓地を借りて開催すべき、交通アクセスが便利で、環境破壊の恐れも無く、コストも安い。

No,093 やすらぎの万博

経済不安、子供たちのいろいろな事件、など現在私たちが抱えている問題は、いろいろありますが、その問題に対しても余裕がないのが現状です。 もっとやすらぎ、癒しが必要では、ないかと思います。 世界中の自然とのふれあいができるバーチャル体感機をリラックスしながら感じられるような施設があるといいなと思います。

No,092 資金計画から会場計画等のシビアな検討を!

愛知万博検討会議の皆様へ

  • 7月24日の第8回検討会議において、海上の森地区の会場計画見直しが「合意」されました。その後の経過を報道などから見てみますと、BIEの指摘や財政面から「合意」事項の骨抜きが目立っています。回廊の登録会場からの除外、展示対象としての森の位置づけ、万博新駅や国営公園化の「断念」などです。これは時間に追われ、実行性のある会場計画がほとんど検討されてこなかったことによります。万博という大規模なイベントを開催するうえで重要なのが、海上の森や青少年公園などの自然環境とともに、資金面からの具体的な検討です。いま公共事業をめぐって、「費用対効果」が大きな議論になっていますが、こうした視点からの検討が愛知万博においても求められます。貴検討会議の第1段階の議論は、海上の森の活用のあり方に集中しました。登録申請には実行性のある会場計画と資金計画が欠かせないわけで、今後は財政面からのシビアな検討を期待したいものです。ここでは財政面で明確にすべき課題を2点だけ指摘しますので、検討の参考にしてもらえれば幸いです。
  • 資金計画の第1に検討すべきは会場建設費です。2月のBIE説明資料では、会場建設費は約1800億円とされ、その内訳は土木関係工事・供給処理施設整備700億円、会場施設建設費900億円、調査設計費など200億円となっています。これが会場見直しでどう変化するかが問題です。なお、この会場建設費には例の新住事業で国の補助による基盤整備分は含まれていないはずであり、会場建設費と基盤整備費との関係を明確にする必要があります。また上記とも関連して、会場建設費の海上地区と青少年地区の内訳も明確にすべきです。ともかく会場建設費の面から、海上地区の位置づけ、青少年公園地区との関連などを再検討すべきと考えます。
  • 資金計画の第2の検討課題は、万博の運営費です。2月段階では2500万人の想定入場者を前提にして、事業運営費と会場管理費などで約800億円とされていました。800億円のうち、入場料収入600億円、営業収入200億円が見込まれていました。これが会場見直しでどう変わるかが問題で、万博の事業収支を左右することになります。運営費やそれを賄う収入は、入場者数や料金設定などに規定されます。開催中のハノーバー博覧会でも、万博の運営費にともなう巨額の赤字が大問題になっています。楽観的な予測でないシビアな財政計画が求められます。また、赤字が発生した場合の「リスク負担」の あり方も明確にしておかねばなりません。会場建設費とともに、「費用対効果」や税金の使われ方が問われていることを忘れてはなりません。

No,091 自然災害

自然環境のテーマなんておもしろくないし興味もないし愛知万博なんかつまらなそう・私だったら自然災害でやった方が面白いとおもいます・例えば災害体験・ハリウッドの映画会社に災害映画を作ってもらったりユニバーサルスタジオに災害を体感する装置やアトラクションを作ってもらったり近未来の地球の姿を教える万博にしたら面白そうだとおもいます・会場は海の上・鉄のブロックをくっつけて浮かすやつでやればいいと思うんです・世界中がびくりすると思うんですけど。

No,090 アイスリンクについて

5年も閉鎖になると聴いて驚いています。ここで練習する子供達を犠牲にして「子供のためのEXPO」とはあんまりじゃないでしょうか?みんなオリンピックに出たいという大きな夢を持って練習しているはずです。会場に使うということがやむをえないなら、せめて閉鎖期間の短縮は出来ないものなのでしょうか。ここで練習する子供達の中から、歴史に残る名選手が生まれるかもしれません。子供達の練習場を奪わないでください。お願いします。

No,089 スケートリンクについて

毎日、暑い中のご討議お疲れ様です。会場面積が1/10になるという新聞記事を見て、大変なことになってきたとの感が絶えません。会場面積の縮小で現存の施設への(特にスケートリンク)対応はどうなるのでしょうか?スケートを志す子供達にとって、氷の上にどのくらい乗って練習するかは大変重要だと聞きます。スケート先進国の愛知県の反応は全国に大きな影響を与えると思います。是非、愛知の方々の大きな心で全国へのお手本となって下さい。よろしくお願いします。

No,088 青少年公園スケート場

最近新聞記事でも海上の森の規模縮小を拝見します。自然保護も大事であり、保護推進派の意見が通ったことは貴重だと思いますが、代わりに青少年公園の会場をフルに使うことになりそうとのこと。スケートリンクの閉鎖問題が気になります。 環境も大事ですが、将来に夢を持つスケーターの子供たちも大事にしてあげてください。どうか彼らの練習環境も保護してあげて下さい。

No,087 お願い

青少年公園にあるアイススケート場に関してのお願いです。EXPO開催に際し、アイススケート場を暫くの間、閉鎖すると聞きました。現在、フルシーズンで営業し、かつ名古屋近郊にあるスケート場は青少年公園にあるスケート場と大須の名古屋スポーツの2ヶ所のみです。名古屋は伊藤みどりさんという世界的なスケート選手を生み出した地ということもあり、優秀な選手が幾人かいます。中には、今回暫く閉鎖される青少年公園をホームリンクに活躍する選手もいます。閉鎖されると選手は練習する場を失い、練習できないと良い成績だって残せません。どうか、閉鎖の件は今一度スケートリンクを残すという形で再検討お願いできないでしょうか?選手の練習する環境を整えるのも私たちの務めなのではないかと、私は考えております。

No,086 ちょっと心配

難しいことは、よく判らないのですが、県内に住んでいても、万博を決行する、意味が伝わってきません。 万博を断念する決意も今の時代には必要なのではないでしょうか?

No,085 こうすればよい

自動車は、アクセス拒否。
無料駐車場を、アクセスポイントに設置。ドーム建設、操車場を改良、会場スタンプによって無料証明にする。会場は、すべてカセットチェンジ式バッテリーを搭載したTAKあるいはバスや電気自転車、タクシーのみを走らせ、無料にする。歩行者用の傾斜地向け電動歩道を設置する。 音を極力無くし、静けさをテーマにする。カセットチェンジ式バッテリーの企画を統一することが、コスト低減の鍵である。

No,084 愛知万博検討会議の合意を喜ぶ

拝啓、
盛夏の候、博覧会協会のみなさまにはBIEへの登録申請を控え、夏休み返上でご精勤のことと存じます。まずは暑中お見舞い申し上げます。 去る24日の夕刻、私もダイヤビルの7階でテレビ傍聴をさせていただきました。最終段階に入って息詰まるような緊迫感で、時のたつのを忘れました。谷岡委員長始め各委員、協会のみなさまの熱意と努力に対し深く敬意を表するものであります。
さて、率直なところ、当初の会場計画は全く原形をとどめず、「海上の森」(ちなみに私は「杜」のほうが適切と考えますが)のほんの片隅をかすめる程度のものとなってしまい、このことは残念です。 しかし、考えようによっては、海上の杜地区540ヘクタールは、BIEに登録される有料区域に含まれるかどうかに関わらず、環境万博の別名を持つ愛知万博の会場地として認識されるべきであり、万博入場者が恵まれた自然環境に親しむ場所として、後世に名を残し得る地域と考えます。
今後、「エコツーリズム」の愛知万博における推進が、議題として話しあわれるときには、ぜひ議論に参加したいと願っています。私自身、9月には環境先進地ドイツを訪ねる予定でいますが、自然・歴史・文化の本来のありようをしっかり見てこようと考えております。 とにかくこれから始まるのです。何をもって「万博の成功」とするのかもこれからもう一度考え直さないと行けません。私は万博を、愛知を、日本を一人でも多くの人に来て見てもらって、心に残る「何か」を持ち帰ってもらえれば大成功と考えるのですが、それが何になるかを考えるのもこれからです。 最後に博覧会協会のみなさまのご自愛を願いつつ筆を置きます。

敬具。

No,083 検討会議の中継について

青少年公園の利用について、どうなっているのか知りたくて、今、オンデマンド中継を見ていますが、会議をただ、だらだらと流しているだけで、"検討""議論"がまだでてきません、4時間すべてを流すのではなく、必要な部分だけを、取り出して流して欲しいです。(日本人の会議なんてものは、そんなものだと言われればそうですが…)スケート場の閉鎖だけは、なんとかして、さけてください、お願いします
追伸、僕は"デザイン博"の頃に、小牧市に住んでいましたが、結局、行かなかったものです

No,82 検討会議合意についての意見

七月二十五日の新聞で海上の森利用縮小で双方の合意が成立した事を知りました。長久手町住民の一人として双方に質問させていただきたいと思います。「環境」は非常に裾野の広いもので、海上の森利用面積縮小で喝采を叫べるような単純なものではないでしょう。その一つの事例を述べます。
ご存知のように万博会場への主要な道路となるグリーンロードは今でも慢性渋滞です。規模縮小によってアクセスに資金を投入する余裕は最早ないでしょうから「既存道路の有効利用」(官庁用語です)でお茶を濁すことになるでしょう。ではどうなるか?万博工事中から、開催中にかけては、グリーンロードからあふれた車両はわき道をすっ飛ばす事は目に見えています。それによって、いったい何人の児童やお年寄りが傷ついたり殺されたりするのでしょうか?また、酷い慢性渋滞で周辺の住民が被る排気ガス汚染も重大です。環境というものは海上の森の草木を保存すればそれでいいというものではなく、こうした児童、お年寄り、周辺住民の生存環境まで考えることをも抱合したトータルなものです。このような大変大切なことを先送りにしておいて、単に海上の森の環境を守れてにこやかな笑顔で握手する環境保護派とは一体何なんでしょうか?トータルな視野が欠落しているとしか思えません。草木は例え丸裸にしても、後で生えてきますが、亡くなった児童達はもう帰ってこない。これが「環境問題」の原点だと思います。(新聞で見る合意文書にはアクセスのことは何も書かれていません) ぜひご返事を頂きたい。県は、こうなった以上、アクセスとそれに伴う環境破壊の問題に今からでも真剣に取り組んで私の心配が杞憂に過ぎなかった言えるようにしていただきたい。(私は大学で地球環境学分野を教えていますが、海上の森問題は「環境」以前の常識の問題なので一住民として意見を述べさせていただきました)

No,081 責任の所在は?

会場縮小で採算に対しての疑問が報道されていますが、赤字の場合誰が責任をとるのでしょうか。最後は国民に押しつけるのでしょうか。もし、採算が取れず、税金処理となった場合、誰がどのように責任を取るのかはっきりさせてから推進してください。また、金銭面だけでなく予期せぬ自然破壊に対してもです。

No,080 万博新駅について

愛環鉄道の万博新駅が提案されていますが、地元サンヒル上之山に住むものとして大賛成です。この新駅は、博覧会開催中の交通渋滞解消に役立つことは勿論ですが、開催後も非常に役に立つ駅となると思います。交通手段として自動車に頼らなくてよい暮らしができる駅として,海上の森へ行く最寄りの駅として、愛工大の学生さんたちの通学に、サンヒル上之山住む人達の通勤、通学、買い物など、とても近い駅として将来に役立つ駅となること間違いなしです。仮設駅としてではなく、万博記念の駅として開催後も残るようお願いしたいと思います。

No,079 「木を切るか切らないか」というレベルの議論から脱却を目指す。

この国際博覧会で何を目指すのか。みなさんそれぞれが思いや立場があると思います。 しかし、それをきゅっとまとめたモノが、テーマである「自然の叡智」であると言えるのではないでしょうか。 人間の出現も、自然がもたらしたモノです。また、「自然」という言の葉は、日本の多くでは緑や木々を示しますが、それが「大いなる海」であったり、「どこまでも続く砂漠」であったり、「木々も凍る氷の大地」であったりする、という視点を私たちの手にすることこそが、国際的なイベントを開く意義になると考えます。
検討会議や、みなさんの意見をこうやって公開しながら議論していくことは、そのひとつのスタートです。これを、オリンピックの「一国一校運動」のように、「一国一市町村運動」のように、ネットやメールを使って、新しい社会や生き方や自然との関わり方などを、議論していく場を創っていくのはどうでしょうか。これはもちろん、博覧会の会期中でも、形態を変えて続けていくのです。こうすると、博覧会を、場所を限定して、期間を限定して開くことは、従来の万博ほど意味をもたなくなるでしょう。 しかし、リオの地球サミットが、集まって議論することから生まれたモノがあるように、インターネットなどを通じて交流してきた人たちが、顔を会わせ、ひざをつきあわせてコミュニケーションすることは、情熱や刺激をもたらすのではないかと思います。近年のオフラインミーティング(オフ会)の盛り上がりと新しい交流形態を見ていると、それを世界規模で開き、その意見や議論を、アイチを中心とした地域に、社会システムや、産業や、行政や、教育や、街作りや、日々の生活などに反映していくきっかけを、つくろうではありませんか。それは、国際博覧会でやらなければいけないものではありません。しかし、国際博覧会だからこそ出来る、幅広い議論を、同じ地球に住むモノが進めていく、という雰囲気を醸成していくことが大事なのだと信じています。バックミンスター・フラーが著した「宇宙船地球号」を、今の時代に引き合わせて考えましょう。

No,078 代替えスケート場について

万博期間中の青少年公園内スケート場の件が問題になっているようですが、代替えスケート場に関する一情報としての提供です。以前ディズニーランドのワールドオンアイスの会場撤去の巌rトをやった事があるのですが、その時の設備は、普通の体育館をスケート場に変えることが出来るものでした。この設備があればどこでも3日もあればスケート場に改造可能です。半年ぐらいなら、十分実用に足るのではないでしょうか。検討材料の一部になれば幸いです。

No,077 委員長試案について、その他提案など

協会の皆様へ

計5回目の意見投稿です。必ず検討会議各委員の皆様にこの意見書を見ていただきますようお願いいたします。会議に反映されましたなら幸いです。もちろんHP掲載もお願いします。

谷岡委員長ならびに委員の皆様へ。

委員長試案作業までの取り組みは見えないながらも想像を絶するほどの努力とご苦労があったものと思われます。試案を拝見させて頂きました。まだ議論する課題が沢山あるかと思いますが、17日の会議で意義ある論議が行われますことを望んでいます。以下に、試案等を見た上での私の意見を述べます。

○海上の森について

私個人としては出来ることなら海上は協賛会場であって欲しいと思っています。(HP意見一覧No.13参照)しかし、登録会場として位置づけることが避けられない場合は使用区域は西地区に留めて頂き、南地区の造成は取りやめてもらえるようお願いします。水平回廊も造らないで頂きたいです。また、西地区についても環境には最大限に配慮を行い、地形を変えない工法などを取り入れる努力を行って下さい。(本当はどこにも手を入れて欲しくないのが正直な気持ちですが譲歩をせざるを得ないのならということでこの意見をだします。)

一日3万人の入場者数はまだ多いと思います。1000人までが理想ですが、このことについては実際に利用圧で問題になっている東京の高尾山で自然ガイドをされた経験のあるという自然保護協会の吉田委員や、生態学者の鷲谷委員の意見を尊重していただきたい、と思います。(海上の森が高尾山と同じような運命をたどらないよう祈っています。)

森の活用方法について色々取り上げられたことと思います。このことも是非自然環境に詳しい学識者の意見を尊重して頂けないでしょうか?14日にNHK特集番組でおっしゃられていたような森林内のアート展示やファションショーは音響や人の入り込みを森林内に入れることで生き物への攪乱を招くので止めて欲しいと思います。以前に海上の森の将来にわたってのあり方について意見を出しましたのでそちらも是非見て下さい。(HP意見一覧N0.13)

上記内容も踏まえて、工事期間、博覧会開催期間、その後の保全と活用にまでわたって海上の森の自然環境を健全に保全していくために別機関の、自然環境保全審議会を設けて随時チェックを行うことを求めたいと思います。これにはもちろんのこと専門家を入れていただきたいと思います。是非ご検討願えませんか。何よりテーマの元財産である自然環境とその生物多様性は最大限将来にわたり守って行くべきで、里山管理もその土台の上で考えて行くべきなのですから。(これは海上のみならず会場対照となる場所の全ての自然環境にも当然この精神を生かして行くべきです。)従って「里山は手を入れなくてはならない」という論理は会場策定、造成、建築物を建てる理由には全くならないことだと言えます。もうこの論法は私個人はいい加減に止めていただきたいなと思っています。辻委員がおっしゃっていたようにスピードやパワーが違う、ゆるやかなものであるからなのです。海上はもっと関東などの里山よりも緩やかであって良いかと思います。

これまでに各環境NGOより保全方法として国営公園、都市林、自然環境保全地域等の具体的案が出ていると思います。各案の利点とまた自然環境保全面での不利な点、心配される点を具体的にかつ、客観的に出した上で何が保全のために一番ふさわしいかを徹底的にご検討下さるようお願いいたします。

○西地区活用を行った場合、懸念される周辺住民への生活環境影響について

どのくらいの心配になるのか検討がつきませんが、厳密なモニタリングを行うことを望みます。開催期間中の音響や交通網の麻痺がないか等についてなど長久手同様配慮していただけたらと思います。場合によってはこのことも展示や運営形態に反映さうべきではないかと思いますが、不可能でしょうか?

○青少年公園について

自然環境を損ねない配慮とアセスメントを案に入れたことを歓迎しています。

○広域展開としての博覧会

積極的に取り入れた点を評価します。海上や青少年(もちろん藤前干潟も!!)への環境負荷を少なくし、その分広域分散会場を充実させる方向にもっていけないかご検討下さることを希望します。課題の入場者数なども広域展開とネットアクセス等でクリアできないものでしょうか。辞任されてしまいましたが上杉委員が出されましたエコミュージアム構想も取り上げて下さい。世界のゴミ回収車(名古屋)森林祭(奥三河)の案なども楽しく拝見いたしました。(HP意見一覧No.16参照)

博覧会協会、県の皆様へ

合同PT会では、検討会議の内容を尊重することなく、南地区も使うという案へのこだわりがあったと聞きました。また15日の報道で、南地区を使う案が、以前より面積が少なくなってきたとは言え出されて大変憂慮しています。出来ることなら17日の会議を踏まえた上で再度計画案の練り直しを行っていただきたく要望します。折角の、愛知県では前例のない検討会議の精神を損なうことはあってはならないと思います。

最後に・・・

私が支援していました、上杉検討委員を出していた地元環境NGOからの委員長解任要求については大変悲しく残念に思いました。是非気持ちを改めて検討会議に新たな委員を出して頂き、検討会議のテーブルに望み、有機的な議論をしていただきますことを切に望んでおります。

No,076 構想案

開催理念から考えて、下記の要素を全体計画に取り入れてほしいと思います。
1.世界各地の先住民と言われる人たちのライフスタイルと、その背景にある文化、思想を学ぶ。
2.20世紀をふりかえり、自分たちがやってきたことを客観的にとらえて、行動規範となってきたものを冷静にみつめなおす。
3.現在社会問題化している様々な対立が、どのような価値観の相違により生じているかを考え、21 世紀の社会のあり方を提言する。

もう少し具体的なイメージとして、

  • 上記の内容は、テーマ館のようなところで総合的に扱う。
  • 各国の展示館では、その土地の先住民の知恵を学ぶ。
  • 20世紀的価値観と地球的価値観の相違点を学ぶ格好の事例として、今回の万博の誘致から計画見直しを経て開催にいたるまでの経緯と、その間に表面化した対立する価値観、事務局が学んだこと