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第12回「愛知万博検討会議(海上地区を中心として)」議事録

■ 会場計画についての報告について(2)

□ 谷岡委員長

よろしいですか。他の方はご質問等は。はい、辻さんどうぞ。

□ 辻委員

私が伺いたいのはニつあるんですけど、一つはですね、最初のBIEの青少年公園を中心であることをはっきりしようというその主旨がですね、海上からいわば海上の森の自然を守るということを明確にするというニュアンスではなかったんでしょうか。その辺のところをちょっと伺いたい。もう一点はですね、海上の森の、この図ですと書いてないのかもしれませんが、回廊などはどういうふうになるのか、そこをまず聞かせていただきたいと思います。

□ 黒岩企画調整G長

調査団の方から海上の自然を守るという観点から青少年公園が集客の中心であるということを明確にしてほしいということではありません。むしろ公式参加者が出展する青少年公園地区のほうが集客の中心であるということを明確にしてほしいという主旨であったわけです。それから回廊についてですが、すみません、先程説明がもれまして申し訳ありませんでした。調査団の指摘はBIEとしては登録会場の中のことについて、BIEはいろいろ意見を言い、関心があるのであって、登録会場の外で行うことについては端的にいってしまえば関心がないと。したがってBIEに提出する書面、書類に登録会場の外のことは書かなくてもいいということでございましたので、この図面からは除いているわけでございまして。冒頭、具体的に行おうとしていることについては何ら変更がないと申しましたとおり、外の回廊についてもですね、事業者側としては前回までお示ししていたような形でやりたいというふうに考えております。

□ 辻委員

私は今のご説明でわかったんですが、私の期待とは少しはずれたといいますか、やはり私の気持ちとしては、海上の森の自然をですね、明確に保全するんだ、そしてそのいわゆるこれまで私達が提案してきたようなシンボリックな場所として扱うと、その時には僕が常々言っているように、となりの武内さんなんかはきっと残念がるでしょうけれども、例の水平回廊のようなものはですね、やはり自然破壊、大きな影響があるだろうと、だからそれをやはり避けてですね、もともと森の自然を本当に味わってもらいたい人達にエコ・ツアー的なやり方でですね、自然の道をむしろ使って森の自然を、本当に触れ合ってもらうようなことに切り替えていくいいチャンスではないかと私は受け止めたんです。そういう可能性は考えられませんでしょうか。

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