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第13回「愛知万博検討会議(海上地区を中心として)」議事録

フォローアップ会合について・その他(5)

□ 宇佐見委員

いわれなき非難が含まれてますので、ちょっと一言。

□ 谷岡委員長

ちょっと待ってください。

□ 宇佐見委員

名誉毀損が含まれてるので、ちょっと一言だけ。

□ 谷岡委員長

一言だけ、じゃあ1分ずつ。

□ 宇佐見委員

「外で発言するのに、検討会議委員という肩書きを使って何をやってるんだ」とおっしゃいましたが、私は検討会議委員というのは、市民に対する説明責任があると思います。だから「検討会議ではこういうことをやってきました」という説明を、外に向かってする時に「検討会議の委員としてやってます」ということを言ってます。そのことを非難されるいわれはないと思います。

□ 木村委員

いやいやあります。それは私何も間違ったとは思いません。検討会議は6者合意に基づいて開かれてるわけですから。

(傍聴者 発言)

□ 木村委員

(傍聴者に対して)何を言ってるんですか。全然意味不明ですね、あなたの言っている事は。いいですか、もういっぺん言います。検討会議の役割は6者合意に基づいて海上の森を中心とした・・・

(傍聴者 発言)

□ 谷岡委員長

(傍聴者に対して)もう一度そういうことをなさいますと、私は退場をお願いする事になりますので、気を付けて下さい。

□ 木村委員

海上の森を中心とした問題について解決を図って、博覧会に早期登録を目指すんだということが大前提だったはずです。そのことを踏み外して市民説明だなんだかんだというときに、そのときだけおっしゃってもだめなんだと、市民に説明する責任はここで充分に果たしてきたし、私たちも地域に向かって色んな所でご報告はしています。私は地域に戻って報告する時は、出身母体のここに書かれてる肩書き使わせていただいてます。それだけです。

□ 谷岡委員長

ちょっと整理させて下さい。いささか問題がずれたというふうに思います。これは事業者の方に少し反省をしていただきたい点だと思うんですけども、確かに知らないものが見ると、例えばボーリングが視野に入っていなかったとおっしゃいましたが、現実に始まってしまえば、普通ならば前もって言っていただけるということが、それを期待するというのは普通の期待だろうというふうに私も考えるわけです。ですから、そういうところで完全に市民は色々な形でパートナーシップを事業者と組みたいと思っておりますし、そこへ行こうとしている訳です。けれども今までの経緯や様々な事がありましたから、それでいいのだろうかという逡巡もまたあるわけですし、信じきれない思いというような、これは浮気される妻と同じかもしれませんけれども、「信じたいけど信じられない所もある」というような、そういう思いもあるということは事実だと思うんですね。そこを逆なですると「やっぱり信じられないわ」というところの方が強くなってしまうような所がどうしても出てきてしまう。そういう問題が、濃淡があるだけの問題であって、メンバーの中でいろいろな形で浮き出てきてしまっている。そこについては現在そういう状況なんだということをご認識いただいた上で、先程ありましたように、「じゃあこのままモニタリング放っとくんじゃないだろうか」という疑義が、モニタリングに対して興味を持っている方の中にあるかもしれない。それについては早急に詰めていただきたいというふうに思いますし、また県の方の保全の会議の準備会が明日始まるそうですけれども、そこでどういう話がされるのか、その展開如何によってはいろいろな声が起こってくると思いますから、それは様々な所で取り上げていかれる問題だろうと思います。そういう中での対話をしていくということについては、耳を傾けていただきたいというふうにお願いするものであります。しかしその一方で、「信じられないから進められないんだ」というふうに言ってしまえば、先程来木村委員や林委員がおっしゃっているように、時間の無駄をする事になると思いますし、先程も國分さんがご指摘になりましたように、膨大な費用をかけてこの会議自身をやっているということで、我々はできるだけ前へ進めたいという気持ちがあるわけです。私がフォローアップ会議についてのみ、実はこういう形で概要というものをお出ししたのはなぜかといえば、後の二つの会議であります、海上の森の保全の会議、ここは県がおやりになる。そしてモニタリングについては協会がおやりになる。そうしますとこの会議等の進行も含めて、検討会議で約束された事についての必要な提案を申し上げ、必要なご意見を申し上げ、場合によっては、それこそどうしようもなくなった場合でありますけども、圧力もかけられるのはこの会議だからです。フォローアップの会議というものをちゃんと発足させて、我々の手によって前へ進める事によって、他の会議などが動いていない時にも、我々が言っていくような場を持つことができるわけです。ですからここに3分の1の方の要求があればフォローアップの会議を開かなければならないという一項を付けましたのは、おそらくそういうことが様々な形で出てくる可能性があると思ってこれを書き込んでいるわけでございます。ですからここに全部確約できないこと、持ち帰って検討しなければならない事についても確認ができなければ動けないんだと言ってしまえば、私ははっきり申し上げまして、この検討会議は次の新しい姿を変えた形で21世紀へ行ってもらいたいというふうに思っておりますので、今様々な疑問があろうかと思いますし、私も自分自身の責任の問題としても、今後事業者がお作りになる会議を含めて、自分の言うべきことは言っていこうというふうに思いますが、この検討会議のフォローアップに係る会議に戻っていただけないでしょうか。これをきっちり来年早々にもやることができるような状況を作っていくことによって、その他の会議を含めての今後の市民参加というものが、確保される道を開いていただきたいというのが委員長としての私のお願いでございます。どうぞ、加藤さん。

□ 加藤徳太郎委員

私は6者合意の、木村先生といつもここで違うんですけども、この会議を始めるにあたって6者合意が出発点になっているということは、了解は全員されてると思うんです。だけども、私たちが少なくとも市民団体としてNGOとして参加してくる過程の中で、どういう形でこの検討会議があるんだということを散々議論をした上で参加をしてきてるわけですね。その中で結局確認されてるのは、「海上地区だけの論議をここではやるわけではないですよ」という確認をして、県も協会も5月のゴールデンウィークの最中にやったときも「そうだ」という、松崎さんなんかも出てきてもらって、「そうだ」という確認をした上で私たちは出てきているということです。ですからこの点で海上地区だけ話し合いをしたからいいんだという形で、この検討会議の終息を迎えるということであれば、それは認識が違っているというふうに僕は思います。

□ 谷岡委員長

私は議長として今そのことを申し上げてるのでなくて、この中に入っていただきたい。この問題は片付けていただきたいということをお願いしておりますし、皆さんの表情を見てるとそれに合意されてる方が多いと思いますので、これ以上そこを行きつ戻りつはしたくないと思います。内容で「ここをこういうふうにしたほうがいいんじゃないか」とか「全体としてどうだ」とかということでお願いできませんでしょうか。國分さん。

□ 加藤徳太郎委員

出発点が確認されなければ、この検討会議の持ってきた役割は全く見えてこないということだと思うんですね。だから検討会議の持ってきた役割というのはですね、何だったのかということですよ。

□ 谷岡委員長

加藤さん、私は何度か委員長としてお願いをしつつ、皆さんの議論をできるだけ優先する形でやってまいりましたので、ここは私が今申し上げました事を尊重していただきたいと思います。

□ 加藤徳太郎委員

ですから、出発点が違ってれば、この会議をやってもエンドレスでやるしかなくなっちゃうということなんですよ。そういうことをいってるんですよ私は。

□ 谷岡委員長

國分さん、草刈さんといきます。

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