水質、底質、地下水の調査が8年度のみであるが、最新データ及び経年変化をみるべきである。
水質については準備書p.367、底質についてはp.395、地下水についてはp.406~407にそれぞれ記載しております。
農薬等の該当する要監視項目の現況把握をすべきである。
現段階では、使用される農薬等の特定が困難ですが、会場計画及び運営計画の熟度が高まり、使用する農薬等の種類が決まった段階で該当する要監視項目について必要に応じて現況把握をします。
工事中の河川水の取水は影響要因から除外すべきではない。
工事中に使用する水については、河川からの取水は行わないため、環境影響評価の項目から除外しております。
既存資料によれば周辺河川で鉛がちょくちょく検出されていた。このような特徴的なことを記すべきである。(他に同趣旨1件)
準備書では、下流の矢田川の環境基準の達成状況について整理しており、鉛が検出されていますが、環境基準を達成しています。
周辺河川の水質の健康項目については年一回の調査では不十分である。
会場候補地内には、水質汚濁物質を排出する工場・事業場はありません。また、地域整備事業による水質調査結果では、健康項目は環境基準を達成しており、それを確認する目的で年1回の現地調査を行いました。
ホウ素、フッ素、硝酸性及び亜硝酸性窒素の水質調査を追加すべきである。
必要に応じて追跡調査において実施することといたします。