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シンボルマークと愛称ロゴ

シンボルマーク

[ シンボルマーク制作者 : 大貫卓也(おおぬきたくや)]

高度成長期の大阪万博は誰もがイケイケのお祭りだった。そのシンボルとしての赤い桜のマークもそれを体現してハマっていた。今回のEXPOはとても意志のあるEXPO だと思う。その意志をマークで体現したいと思った。このマークはATTENTION である。従来のマークの象徴性だけでなく機能を持たせた。これはいわばコンピュータにおいての

と同じ意味を持つ。広告活動においても単なるマークでなくキャッチフレーズとしての機能も持つだろう。
21世紀のEXPOとはいえ、まだ始まったばかり。必ずしも答えが出せる場ではないだろう。新世紀へ向けての実験の場であるだろうこのEXPOにこのマークはふさわしい。この一見飾り気のない即物的マークが実はミニマムで新しいコミュニケーションである。

愛称

[ 愛称 ロゴマーク制作者 : アイドマ(石川明/田村至)]

同じ地球に住まう仲間が、環境や文明、文化について語り合う博覧会を目指すという姿勢を「地球博」という表現に込めた。また、「愛知」と「地球」を連続的に結んだ「愛・地球」という造語によって「人間と地球の共生」というメッセージを視覚的に表現した。「愛」という文字により、人類の平和的な結びつきや自然への慈しみの心を感じさせる。また、英語については、「愛・地球博」の有する意味を世界の人々と共有してもらうため、人間と自然とが共生(Harmonious coexistence)する、新たな地球社会(Global Society)の創造をシンプルかつ明快に表現した。