騒音現地調査結果で環境基準が高く出た理由は。(他に同趣旨1件)
これは虫の声によるものです。
工事用車両の走行による騒音は環境基準を超えることが明らかな場合、「寄与はわずか」であっても該当する作業は行うべきではない。もっと効率的な移動手段を考えるべきである。(他に同趣旨2件)
本事業による影響は小さいと考えておりますが、準備書p.312に記載した保全対策等を徹底することとしております。
上之山町沿道の騒音環境基準70dBはいつ決めたのか。
準備書作成の段階では上之山町沿道の用途地域により、環境基準における類型指定を想定しました。
なお、平成11年3月26日に騒音に係る環境基準の地域の類型が県より告示(4月1日施行)されました。
会場から発生する騒音・振動について、具体的に個々の対策の内容とその効果を明らかにし、予測を行うべきである。(他に同趣旨4件)
具体的対策については、準備書p.327に記載したとおりでありますが、今後、計画熟度が高まった時点においてさらに検討してまいります。
建設機械の騒音パワーレベルが新住アセスと値が異なるのはなぜか。(他に同趣旨1件)
低騒音対策機器の使用を前提に予測・評価しております。
工事車両による騒音予測条件で気象条件による補正値の算出方法と気象条件を明記すべきである。
また、予測において何故気象条件をゼロにしたのか。
日本音響学会により提案された予測式(1993モデル)に基づいていますが、これによれば現在のところ気象の影響を予測に組み込むことは困難であります。
工事車両による騒音予測は等価騒音レベルで行っているが、このような新しい手法を用いる場合、予測値と現況値を比較し予測式の検証を行うべきである。
当モデルは、日本音響学会道路騒音委員会より発表されたモデルであり、準備書p.322に示すとおり、道路交通騒音については一般車両の予測結果と現地調査結果の騒音レベルは概ね一致しております。
発破に伴う騒音については、発破の場所、規模などの予測条件を示すべきである。
発破作業に伴う低周波音予測の具体的な保全対策を示すべきである。
今後、計画熟度が高まり、発破作業を行う地点や規模などが想定できる時点において必要に応じて追跡調査を行い、適切な措置を講ずることとしております。
ヘリコプターの離発着について供用時騒音の保全対策を具体的に示すべきである。また、鳥類に与える影響を含めて騒音予測すべきである。
準備書p.324「1)環境保全について」に記載している保全対策を講ずることにより、環境への影響は回避・低減できるものと判断しております。
また、鳥類への影響については、p.652に記載した方法で回避・低減をしてまいります。
森林体感地区など騒音変化は重要であり、予測までしているのに、何故、調査結果を示さないのか。
準備書p.307の表1-2-6に会場候補地内における騒音調査結果を示しております。このうちA-4が森林体感地区に該当しております。
調査点図に名古屋瀬戸道路を明示し、道路騒音の影響が顕著になる名古屋瀬戸道路周辺の環境騒音を追加すべきである。
環境騒音に関して、博覧会事業と地域整備事業との複合影響については、統一資料に記載しております。
なお、博覧会事業においては会場候補地敷地境界付近のS-1~3は、周辺及び背後の住宅や学校、医療施設への影響を配慮し、会場候補地内のA-1~5は、会場内の騒音の発生が多い主要施設地区位置を東西南北方向で包含できるよう選定しております。道路交通騒音のR-1~4については、本事業工事用車両の進入ルートを考慮して選定しております。
建設作業振動予測は振動加速度レベルについても予測すべきである。
要領によれば、振動の予測手法は振動規制法施行規則に定める測定方法によることとしており、それに従った測定を行っております。