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15 触れ合い活動の場

15-01

海上の森を里山としての観点から評価すべきである。
準備書の候補地の自然環境の特性評価は誤った狭い認識である。
里山自然は、全く触れられていない、再度里山自然との係わりからの調査を行うべきである。  

見解

「歩く・みる」という特性は会場候補地の利用形態の中の、主要な活動タイプを示しているものであり、そのような活動タイプがどのような場の特性において行われているのかを把握するため、利用ルート沿いの場に着目し、その特性を様々な要素毎に把握し整理する方法で調査を行ったものです。  

15-02

主要な触れ合い活動の場の利用者について疑問を感じた。  

見解

指摘のとおり「図1-19-4 会場候補地周辺の主要な触れ合い活動の場の利用者の発地」のデータに誤りがありました。「岩屋堂鳥原渓谷」と「猿投山」のデータが入れ替わっているので、評価書で差し替えさせていただきます。  

15-03

準備書「資料編」のp.484の当会に関する記述は誤りであり、削除を要求する。  

見解

今後対応を検討いたします。  

15-04

窯跡を会場内にそのまま保存するなど、現況保存すべきである。
古窯・古墳・歴史的遺産などの文化財が疎かになっている。
開発区域内に調査漏れの窯跡がみつかった、調査し直すべきである。  

見解

文化財については、会場候補地内の景観を構成している諸要素、主な景観資源として地域景観の観点から評価しておりますが、文化財保護法の規定に基づき適切に対処してまいります。  

15-05

候補地内ルート利用者の図は不自然に思える。  

見解

指摘のとおりデータに誤りがありました。「図1-19-9 5月5日」と「図1-19-10 8月15日」のデータが入れ替わっていました。評価書時に修正の上、差し替えさせていただきます。  

15-06

人と自然の触れ合いの利用ルートの始めは屋戸橋とすべきである。  

見解

屋戸橋~四ツ沢にかけてのルートは、当該調査で実施した「流動調査」で利用者数を把握しており、その結果、現状における会場候補地への最大のアクセスルートであると確認しております。ただし、屋戸橋~四ツ沢にかけてのルートの大半は、会場候補地外であり、事業者として保全措置等を講ずる余地が少ないものと判断し、予測・評価の対象として取り扱っておりません。

15-07

「人と自然との豊かな触れ合い」に対する認識が根本的に誤っている。適切な再調査が必要である。
触れ合い活動の場の調査及び予測・評価において利用者の数にのみ重点において行っております。
人と自然との豊かな触れ合いについては、文化的価値、環境教育価値、地域の自然特性面など幅広い検討を加えた内容にすべき。  

見解

「人と自然との豊かな触れ合い」に関する調査については、会場候補地外の注目すべき触れ合い活動の場の分布状況や利用特性を把握するためのアンケート調査や関係者ヒアリングなどを実施し、各触れ合い活動の場と会場候補地との関係性を解析し整理しました。
また、会場候補地内の注目すべき触れ合い活動の実態把握のため、会場候補地を訪れた利用者を対象にカウント調査及びアンケート調査等を実施し、触れ合い活動の場における魅力要素となっている重要な利用環境を特定するための解析を行うなどの手法により、適切な調査を実施しております。  

15-08

景観資源、ハイキングルートへの影響への保全措置で回避・低減はなされるのか。  

見解

触れ合い活動の場として、保全重要性が高いルートに対する影響は保全対策を徹底することにより、回避・低減できるものと判断しております。  

15-09

注目すべき視点からの眺めの地点に「ものみ山山頂」「ものみ台」を追加すべき。  

見解

概況調査結果から「ものみ山山頂」「ものみ台」の2箇所については、会場候補地内から周辺景観を眺望できる視点として抽出しており、会場候補地内の景観特性把握の観点から内部の景観要素の状況把握を実施いたしました。