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愛・地球博における地球温暖化防止対策行動計画(会場整備編)の策定・公表について

(財)2005年日本国際博覧会協会は、地球温暖化問題の重要性及び2005年日本国際博覧会のサブテーマである「循環型社会」に鑑み、自主的かつ積極的に温室効果ガスの発生を抑制し、最大限に地球温暖化防止対策の推進を実現することを目的として、別紙のとおり、2005年日本国際博覧会における地球温暖化防止対策行動計画(会場整備編)を策定・公表します。
この行動計画は、会場整備に伴って発生する温室効果ガスの排出量を最大限抑制することを目標として、次のような総合的対策を適切に実施しようとするものです。

  • コンクリートレス基礎の採用の検討や工事機械の適正配置・過負荷防止などにより効率的なエネルギー利用を促進する。
  • 低燃費車など環境負荷の小さい車両の使用に努め、資材等搬出入ルート等を効率的に計画するなど環境負荷の小さい、車両の使用を行う。
  • 中古資材の活用やリサイクル可能な製品の採用など3R型建設手法等を推進する。
  • 会場内での植樹・壁面緑化などにより緑の保全・緑化を推進する。

このため、博覧会協会は、セメントの使用、工事用車両の走行及び工事機械の稼動に伴う、二酸化炭素、メタン及び一酸化二窒素排出量の数値目標、並びにコンクリート工事に伴う型枠使用量の数値目標を定めました。

また、この行動計画を推進するため、博覧会協会は、工事請負者に対し、工事機械の型式・使用台数、セメントの使用量等の計画書及び実績報告書の作成を義務付けるほか、会場整備を行う協会以外の事業者に対しても同様の書類の提出を要請し、会場整備に伴う温室効果ガスの発生量を把握し、可能な限りその低減に努めることとしています。

なお、本件公表については、「2005年日本国際博覧会に係る環境影響評価書」において、環境大臣から意見をいただいているものです。

以上