「モリゾー・キッコロ」のぬいぐるみやピンズバッジなど、キャラクターグッズは万博を盛り上げる重要なツールです。開幕前からデパートや駅など人の多く集まるところで販売され人気を集めています。博覧会協会からモリゾー、キッコロ等を使用してのライセンス事業、会期中の会場内の「公式記念品ショップ」等の運営をまかされた会社では、「愛・地球博マスターライセンシーオフィス(
AMLO
)」として「環境配慮」をモリゾー・キッコログッズ等の製作、販売にもできる限り採り入れるべく検討を進めてきました。(商品点数は最終的には5,000~6,000点にも上る見込みです。)
AMLO
が中心になって、商品製作会社(約250社)や、流通業者、百貨店等の販売関係者を集め、製品や素材だけではなく、調達、物流、店舗運営に至るまで、グリーン調達を推進する
民間団体
の協力も得ながら、どのような環境配慮をするべきかについての勉強会や講習会を何度も繰り返してきました。
ここに、その結果採用された、いくつかの環境配慮例を紹介します。
来場記念にお土産をお買い求めいただいた皆様にも、各種グッズ等に多くの環境配慮がなされていることを知っていただければ幸いです。
環境配慮講習会(2004.9)
簡素化された包装
箱に書かれた環境配慮項目
「環境」を大きなテーマとしたこの愛・地球博では、経済産業大臣の意見を頂き、「環境マネジメントシステムの考え方を可能な限り取り入れる」こととして活動を進めてきております。
環境マネジメントでは「環境方針」や、その環境方針を具現化するときの目標となる「環境目標」を定めるよう要求しています。博覧会協会では、この考え方に沿って、
を平成15年5月12日に制定しました。この中で7つの基本方針を定め、それぞれの活動について積極的な環境配慮の取り組みを進めています。
万博の準備段階から終了後までを大きく3つの期間に分けて、環境に配慮した取組みを博覧会協会自身にも、また出展していただく参加者の皆さんにも積極的に推進していただく為の指針となるものを文書にして準備し、公表しています。
3つの期間とは、会場整備時、開催時、解体撤去時、の3つで、博覧会協会自身が行う行動の指針となるものを「行動計画」、出展や営業の参加者にお願いする指針を「ガイドライン」と呼んでいます。
平成17年9月時点での公表内容
これらは、経済産業大臣や環境大臣の意見に基づいて協会がまとめたものです。既に出展参加者などには説明会の場で、この「環境配慮ガイドライン」を説明し、積極的な取組みを促しています。
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