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第1回「愛知万博検討会議(海上地区を中心として)」議事録

■ 海上の森での愛知万博開催に向けた基本的な考え方

□ 谷岡委員長

それでは資料13を説明してください。

□ 事務局(松崎G長)

資料説明

□ 谷岡委員長

これについてフリーディスカッションをするべきところだが、次回までによく読んでほしい。この会議の中心的な論点は何か大きく2つあり、ひとつは愛知万博全体における海上の森の活用について、ふたつ目は、海上の森の将来にわたる方向性についてである。それに伴い展示催事の方向性についてや想定される来場者数についてもどうあるべきかである。

□ 林委員

来場者数については検討する資料がない。むしろ資料13の中で検討すべきは海上の森の活用のあり方、将来のあり方についての基本的方向である。

□ 谷岡委員長

今後、この会議で議論するシナリオを今日は明らかにしたい。この会議で入場者数まで議論するには荷が重いのでないか。どの様な順番でやるかを含めてここで見解を伺い たい。論点相互の関連は留意が必要。活用のあり方と保全の整合性がとれていることが大切。まず、愛知万博における海上の森の活用について進め、ここに一定の絞った議論 をしたい。それを視野に入れたのちに資料1~12の検討、資料13の検討に入りたい。これからはフリーディスカションとしたい。

□ 武内委員

海上の森の保全活用については、糸魚川委員が関与しているふれあいの森構想と関わってくる。本日の資料にはないが、是非資料として入れてほしい。

□ 愛知県(森局長)

資料は出していないが、資料1の2頁めに地域整備という項目がある。その1つめに新住事業を行わないというものである。2つめは将来の地域整備がどうなるかという将来からの博覧会の展開について書かれているもの。博覧会後はここに書いてあるようなことを念頭に置いている。また、海上の森の540ha全体をどうするのかが重要と考えている。2005年の博覧会でふれあいの森を活用してもらいたいと考えている。県庁内でも議論しているが、資料として出来るだけ早くまとめて提出したい。

□ 谷岡委員長

県の方で資料づくりを進めているということだが、できるだけ早い段階で示してほしい。

□ 木村委員

協議内容については委員長のとおりでよいが、いつまでにどこまで進め、早期登録を目指すのかについて事務局の見解、委員長の見解を聞かせて欲しい。

□ 谷岡委員長

今判断できる状況でない。次回にBIE条約、そのものを見たい。何が博覧会を開く条件なのか。我々がこれまで聞いてきたものはいつまでにやらないとだめということばかり。それが正しければ万博はもう崩壊していたはず。本当のデッドラインを知る必要がある。事務局が出来るだけ早くというのはわかる。しかし、急げ急げということで議論がせかされただけで、元に戻っているのが現状。従って資料を出していただくことが先決と考えている。

□ 事務局(片山次長)

BIE条約等は、次回出す。できるだけ早く各国に準備していただき有意義な開催とするため、この年末のBIE総会で承認を受けたい。そのためには、この夏までに申請をしたいので、よろしくお願いしたい。

□ 森嶌委員

申請のため、何が決まっていなければならないのか、その辺が決まっていないいと、この夏にといわれても協会の希望もクリアーできない、こういう問題をクリアしてほしいということを早く出していただけなければいけない。

□ 愛知県(森局長)

BIE申請の関係で早くという要因とは別に、会場整備の面の問題がある。この問題を明らかにするため、工事造成のスケジュールの面からも資料も提出したい。

□ 谷岡委員長

よくわかるが、整備工事自身が森の活用の仕方に起因されると思うし、具体的にどんなスケジュールになっているのかを出してほしい。

□ 辻委員

本日の資料は大変良くできた提案である。事務局案も立派だが、各自が案を持ち寄って比較検討していきたい。それでないとA案だけの審議をして、それがだめなら次にB案、などというのではないように。次回に皆が案を出し合うようにしていただくことを提案したい。

□ 谷岡委員長

辻委員のおっしゃるとおり。次回までに皆さんの提案を出していただきたい。しかし、それをやると次回はその説明で終ってしまう。

□ 森川委員

今日は手続論と文言で終わってしまった。これは1回目なので仕方ない。次回までには資料の出し方、議事の仕方等を決めてほしい。

□ 國分委員

今の提案というのは海上の森に関すること、博覧会全般か、展示なのか、青少年公園と多方面にわたると収拾がつかない。初回で谷岡委員長がリーダーシップをとっていただいているが、会議全体が委員長の方向に引っ張られることのないように、全体の委員の意見が引き出せるような方向でお願いしたい。

□ 谷岡委員長

違った方向へ向かったときは軌道修正していただきたい。

□ 吉田委員

森川委員の発言を受けての提案だが、この際言えることは海上地区について、森の保全・活用について、青少年公園等に分けてまとめてはどうか。
資料については事務局で受け取って事前に配布してほしい。また、資料には日付、作成者等の出所がわかるようにしてほしい。資料13もそうだが。

□ 事務局(片山次長)

提案をお願いしたいと考えていたところなのでお願いしたい。

□ 谷岡委員長

次回の開催について事務局の考えは。

□ 事務局(片山次長)

我々は週に1回程度の開催を考えている。従って資料は木曜日までにお願いしたい。

□ 山田委員

山口に住んで50年になる。海上の森は我々の裏山でありほとんど民地。最近、多くの人が入っている。我々もクルマで行くが、白い目で見られる。自然保護の人は自分たちの山という意識でいるが、皆、万博やるということで買収に応じたもの。将来我々が住み続けるということも知ってほしい。山口まちづくり協議会が以前に作成した計画のうち、ソフト面は進めているが、万博が来るということでハード面はストップしている。私は山口に住んでいるが瀬戸の窯業関係の仕事もしている。万博は長久手にいいところをもって行かれた。万博を瀬戸市で開催することを熱望して、10年やってきた。市民の気持ちも考えてほしい。

□ 森山委員(代:曽我部)

1つだけ言いたいが、ここでの発言は「私は」ということでお願いしたい。「市民は」という表現は不正確である。

□ 草刈委員

次回までに意見をとのことだが、我々が持っていない情報を各委員が事務局に頼んだら可能か。

□ 事務局(片山次長)

内容によるが、できるだけ対応したい。

□ 谷岡委員長

万博協会に1部屋設けていただいてFAXを置くとか資料は全て置くとか、委員相互間での連絡調整、を含めて工夫をお願いしたい。時間もないので、これだけはという意見があればお願いしたい。

□ 高垣委員

森局長が造成の話をされたが、南地区については鳥の調査が足りない。この時期に鳥の繁殖データを不足なくとっていただきたい。

□ 戸田委員

今日1日で情報が整理されてきた。1週間で意見をというのではなく、せめて2週間はとってほしい。

□ 事務局(片山次長)

次回は6月3日(土)に開催したい。その次は6月12日(月)にお願いしたい。

□ 谷岡委員長

かなり無理なスケジュールを要求されているが、欠席者へのフォローの仕組みも事務局で考えてほしい。

□ 辻委員

提案をしようとすると1週間ではむずかしい。最初は余裕がほしい。

□ 谷岡委員長

それであれば次回は事務局で、今回の質問等への回答をする。資料はその次に回したらどうか。

□ 事務局(片山次長)

そのようにさせていただく。もし提案資料が間に合う方は提出をお願いしたい。

□ 林委員

次回は来週であるので、本日出欠をとられてはどうか。

□ 事務局(片山次長)

本日お帰りの際に出欠を知らせていただきたい。本日は時間を延長し、申し訳ありませんでした。ありがとうございました。