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第8回「愛知万博検討会議(海上地区を中心として)」議事録

■ 閉会

□ 片山事務次長

どうもありがとうございました。では、総長の方からご挨拶をさせていただきます。

□ 黒田事務総長

私のほうから一言ご挨拶をさせていただきたいと思います。まず、谷岡委員長を始め委員の方々、そしてこの会議を支えていただいた大変大勢の方々にご努力をいただきました。プレスの方々も遅くまでお付き合いをいただいて、この公開という新しい事業にご協力いただいたことを深く感謝する次第であります。大変に過密のスケジュールの中で多くの時間を費やしていただいたことについて改めて申しませんけども、本当に心から敬意を表する次第であります。検討会議というこの形式は、本邦まさに初演でございまして、私ども率直に申し上げて色々な戸惑いもございました。が、今色々な難しい課題もいただいたと思います。しかし本日海上の森の使い方についての方向をお示しいただきましたので、私どもと致しましては、これから最大限の努力をして、博覧会の成功に向けて皆さんに喜んでいただけるような会場造りというものを鋭意進めてまいりたいと思っております。国内のコンセンサスというものを早急に固めて、登録申請ということを果たし、そして年内の登録ということを目指して、私ども最大限の努力をしたいと思います。若干余計なことですが、二点既に議論が出ておりますがお願いしたいと思いますのは、海上の森の全体の保全のあり方というものが、私は博覧会にとっても極めて重要だと思っております。会場になるかどうかという議論はございましたけど、やはり将来の10年先20年先あるいはもっと先を見据えた海上の森のあり方というようなものが示されますならば、そしてそれを支える仕組み等が考えられますならば、それは博覧会においてお示しできる非常に大きなテーマになるんじゃないかというふうに考えるからでもあります。ワた第二点は、今まで私どもは、舞台作りということに専念を致しまして、なかなか出し物がよく分からないじゃないかというご議論が多かったわけであります。まだ、舞台づくりにも色々難しい点がございまして、ご議論があろうかと思いますが、できることであればこれからは中身といいますか内容に、より色んな形でのご議論をいただきたいと思うわけでありまして、市民参加とか広域展開ということを私どもも標榜しておりますが、ぜひ皆様方から魅力的なアイデア、提案をいただいて、多くの方々に祝福され、喜ばれ、後世からも評価される博覧会作りに努力をしたいと思っております。別にこれで終わりという意味で申し上げたわけでありませんが、一つの方向性が示されたということで、私が締めとして私どもの考え方を申し上げたところでありまして、引き続きまた検討会議の皆様方とは、いろいろな点でご相談をしながら進めていくことは当然だと考えております。どうもありがとうございました。

(拍手)

以上