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第10回「愛知万博検討会議(海上地区を中心として)」議事録

その他

□ 草刈委員

すいません、次の検討会議がいつ始まるのがわからないんじゃ困るので、この場で次の日を決めていただければ大変ありがたいです。

□ 谷岡委員長

今日色々でました件につきまして、協会なのかどこなのかわかりませんが、Yパークの皆さん方の、今日でてる問題なんかについて、いわばお答えいただけるようなのが日程的にいつ頃なのか、何にも変わりませんということでわざわざ集まってもしょうがないんで、この辺のところで一番早い機会はいつ頃なのかということをお聞きしたいと思います。それから協会始め事業者側の皆さんに大変申し訳ございませんがお願いしたいことがございます。公式な情報というのは少しもでてこないのに、非公式な情報というのはものすごく出てくる。いろいろな話を聞いてしまうということがあるわけです。結局色々な意見が非公式には出てくる。だけど公式にはちっとも言ってもらえないという事が大変状況を悪化させているというふうに私は理解しております。それについて公的にも言えないんであれば、非公式にも言わないようにしていただきたい。これ本当にお願いです。例えばですね、堂々と月刊雑誌にですね、「笹島を主会場にしろ」と、これは検討会議の誰も今日そういう意見を言わなかったですけど、当たり前ですよね。あの広さで主会場なんかがやれるわけはないということは、少しこの万博について勉強したものは皆わかっているわけです。それがですね、同じ建設省から出向してて今疎くなってらっしゃるとはいえ、運輸で必ずしも無関係でない方が名前を出して、そういう形で主会場になるはずはないとか主会場になるんだというようなことで、あの件につきましては私も随分聞かれました。これはよほどわかってらっしゃらない方が書いてらっしゃるのか、よほど作為的に書いてらっしゃるのかどっちかしかあり得ないというふうに私は思っております。こういうことのために検討会議なんかも、できるだけ事業者の皆さん方に味方をしたいと思ってますけども、そういうことが漏れていくと、ぜんぜん違うような問題が事業者の中のほうからでもそれこそ出てくるというようなことではですね、こちらとしてもやりきれないものを感じております。ですからそういう意味では内部からどんどん変な情報が漏れてて、しかも正式のコミットした公式の情報は少しも出てこないと、これむしろ反対にしていただきたいと思いますので、よろしくご指導いただきたいと思いますし、要請しておきたいと思います。お返しいたします。

□ 加藤委員

今の意見は僕は少し違うと思うんですよね。いろんな意見を持っている方が個人的な見解を述べることについて制約をかけるというのは、僕は間違ってると思うので、その点はきちっと賛成の方、反対の方含めて色んな部署についてる方が自由に発言するべきだ。これが本当に万博を盛り上げたいということであれば必要なことだと思いますので、委員長のやり方は少し僕は違うように思います。

□ 山田室長(通産省)

そこにつきましては少し私のほうもお話をさせて下さい。一般論としてそういうこともあると思います。ただ先般の雑誌につきましては、私はあの方と意見全く異なっております。検討会議の議論なんかも充分に判ってらっしゃらないんだと思います。そして中身についてもそうですが、あれにつきましてああいう組織にある人間がああいう組織の肩書きをつけたまま意見を出したということについて、運輸省自身としましても大臣が完全に個人の意見であるということで、万博の担当のところに対して謝罪をしております。また本人自身も注意を受けておりますので、そこはちょっと話が違う話かなと思っております。
委員長からお話がありました、今回の博覧会の仕組みについては、平成7年の閣議了解というところで決まったわけです。どういうものの考え方かというと、一つは会場建設費と運営費についての仕組み、それから次は負担の割合の二つがあると考えております。まず一つについて会場建設費と運営費という仕組みです。これは万博というのは条約にある通り教育というものが中心となった催し物でありまして、商業化というものについては、できるだけ商業化は排することが一方であります。つまり商業として儲けちゃいけない。もう一つは博覧会として、事業ですからやっぱり赤字になっちゃいかんと、じゃあこの二つをどういうふうに合わせたら何とか事業が成り立っていけるかということの方法として、これは国によってやり方全部違いますが、わが国の場合は、ものを造る会場建設についていえば国なり自治体なり民間の方々がそれぞれの寄付であるいは補助金で造ると、これについてはまさにそういうことで造る。ただそこで展示を行うあるいは催事を行う、運営を行う、ここについては入場料などでまかなうという仕組みを取ろうと、こういう整理をしたわけです。これがいいか悪いかわかりません。わかりませんがこういう整理の仕方で大阪万博の時からやってきて、一つのやり方ではないか。各国で真似される例もあるというふうに伺っております。それが会場建設費というものを造る部分と運営のところとのものの考え方です。それでは、ものを作る会場建設についての負担なんですが、これは二つの世界がありまして、公と民間、それから国と地元、という考え方があります。今度の博覧会では公と民間で会場計画のうち3分の2は公が出しましょう、3分の1は民間などという形でご負担お願いしますということが決まった。じゃあ、公の方が出す3分の2について、これはどういう負担の割合にしましょうかというと、これは国と地元で1:1で負担いたしましょう。こういうふうに整理されたわけです。従いまして結果的には、国、地元、民間などで1:1:1という形になっております。民間のご負担の中でこれは民間の方々がお決めになる話ですが、もちろん地元の方々に大変なご協力をいただくことかと思います。その一方で全国からの寄付というのも当然考えられているわけです。そういう形で国のお金と地方の、公のお金という点では1:1になっているというところをご理解いただければと思います。それが平成7年の基本ルールだったわけです。今度この愛知万博が実際に開催申請という形で出されるにあたって色んな議論がありました。経済界の方からは、こういう厳しい経済情勢であり民間の負担を減らしてくれないかというご要望もあった。そしてもちろん自治体の方からも愛知県財政あるいは色んな財政厳しい折、この負担は何とかならないかという議論もあった。ご承知の通り国のほうの未曾有の財政赤字が続いている。こんな状態です。そこで色々どうしようかという議論になった末、やっぱり原点に戻って当初の負担どおりで行きましょうという話し合いの結果こういうことになったということでございます。どうか今後いろいろあると思いますが、私どももこの中で国の全国的な理解を得るということの必要性、しみじみ感じております。この努力を続けていきたいと思います。ちょっとお時間とって恐縮です。

□ 片山事務次長

まず最初にこの会場でございますけども、今月いっぱいで我々協会としてこのような会議に使うことができなくなるという状況にございますので、次回の会議につきましては会場選定から始めなければならないという状況にございます。したがって次回はこの会場ではないところで開かしていただくということになりますので、まずその点を申し上げておきたいと思います。
それから青少年公園につきましては、説明会でもなぜ我々が11万人の入場者を期待するかということについて説明をさせていただいております。本日本来であればこの場でご説明をすべきことだったわけですけども、その準備ができておりませんで皆様に大変いらだたしいお気持ちを持たせたということになったと思いますので、その点協会のほうで準備をいたしまして次回の会合につきましては委員長とも相談してできるだけ早い機会に持つことができますようにアレンジをしたいと思います。いつならできるかということは現在直ちには申し上げる状況にはございませんので、会場の手当等をあたってみてから委員長とご相談をして・・・

□ 加藤委員

Yパークの機会についてどうするんですかという話です。いつならできるのですかというのは委員長の投げかけだったと思います。

□ 宇佐見委員

3日には説明できた。