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第12回「愛知万博検討会議(海上地区を中心として)」議事録

■ 会場計画についての報告について(8)

□ 加藤徳太郎委員

国際ルールについて、でた轤゚な解釈してもらっては困りますよ。それで公表しなくていいなんて根拠にされては困るんじゃないですか。私たち皆だまされてますよ。それでいいんですか?

□ 谷岡委員長

私たちは外交の交渉の場をチェックする為にここにいるんではなくて、万博自信が地元の市民としてどうあるかというようなことも含めて考える為にいるんだと思います。そして全ての協会がなさること、あるいは通産省がなさることに対してのチェック機能というものをここで持つというような行為をするということろまではコミットした覚えはございませんし、そしてこの議論打ち切らせていただきます。

□ 加藤徳太郎委員

外交上のルールについて私はチェックしようと・・・

□ 谷岡委員長

加藤さん申し訳ありませんが、私はこの12回の検討会議において、この間ビデオをちょっとざっと見てみたんですが、たくさん発言の時間をお与えしたのはあなた自身であります。これは間違いないことでございます。その意味におきまして、やはり今日もそうですけども、一定の議論は中には早く次へ進もうとおっしゃることを聞きながらも、丁寧な議論をしてまいったつもりでございます。ここは次へ行かせていただきたいと思います。

□ 加藤徳太郎委員

打ち切ることについてはおかしいと思いますね。市民参加だというんだったら、きちっとした合意の積み重ねが必要じゃないですか?そういう強引な議事の運営というのはおかしいと思いますね。間違ったルールの解釈を私たちに押し付けてですね、それでおしまいにするなんて事はできないんじゃないですか?BIEの規約ではね・・・

□ 谷岡委員長

随分丁寧に議論していると思いますよ、私。

□ 加藤徳太郎委員

BIEの規約では、別に調査団の内容を公開してはいけないなんてことは一切書いてないですよ。ましてや、各委員会の議事録については、これを作成して閲覧をさせるというルールになってますよね。そういうことからいけば、BIE自身は非常に秘密主義ではなくて、きちっと記録は公表しましょうという姿勢を持っているということですよ。日本政府だけがそういう外交上のルールという、何が外交上のルールなのか、外交秘密なのか、わけのわからない根拠の基に、私たちに、市民あるいは国民に対して、国民の本来知るべき、あるいは国民に本来知らせるべき情報について解除しないというこういうことをやってるんじゃないですか?

□ 谷岡委員長

これは検討会議の検討課題だと思えないのですが。

□ 加藤徳太郎委員

検討会議が出した結論に対してね、BIEの調査団・・・

□ 谷岡委員長

井戸田さんどうぞ。加藤さん黙ってください。井戸田さんに私はマイクを回しております。加藤さんあまり逸脱しないで下さい。

□ 井戸田委員

会議というものは、まず自分自身が会議のルールを守って、その後で他人にルールの逸脱を責めるというのならわかります。しかし、自ら会議のルールを破られている方が他人にルールを守れというのは一体どういうことでしょうか。私は早めに切り上げて、又別の機会にその議論はしっかりとしていただきたいと思います。しかしここで議長が制しているのに、それをあえてですね、自らルールを破られて、他人にルールを守れというようなことは法の原則ね、まず自分から守ってから人に請求するという、そのルールを破ることだと思います。適正手続きが大事だと思います。以上です。

□ 木村委員

ルール問題はともかくとしてですね、自分が求めたことに期待する回答が帰ってこなければ、その交渉プロセスを全部明らかにせよというやり方では物事は進みませんので、交渉相手のある作業をずっとやってらっしゃるところの報告については、この検討会議についてはひとつひとつ了解していかざるを得ないんじゃないでしょうかね。そこのところを信用しないよという話でしたら会議自体が成り立たないし、もっと言いますと、博覧会協会を何にも信用しない、僕も昔そういうことを申し上げたことがございますけども、こういうプロセスの中で、交渉ごとの結果そのものを信用しないと言い出したら議論は先に進めないと思うんですね。

□ 加藤徳太郎委員

事実を出してくださいと言っているだけです。

□ 谷岡委員長

事実は総長が先程来から、責任をもって非常に丁寧に説明を何度もなさっているじゃないですか。その責任あるお立場の人が責任ある声を出していらっしゃる以上は、それは認めなくては・・・

□ 木村委員

事務局を踏み越えて総長はお答えになったわけですから、それはまさに公式発言として私ども受け止めて、この後のプロセスでそれが違うということがわかればそれはもちろん問題にすればいいですけども、今私どもはそういうことをする、要するに裁判官ではございませんので、事実関係はそこで確認したということで次へ進めばいいんだというふうに思います。

□ 加藤徳太郎委員

資料を出してほしいと言っているだけですよ、僕は。議事録があるから出してほしいと言っているだけですよ。