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第6章 追跡調査計画

Ⅰ 基本的考え方

 追跡調査計画の検討に当たっては、以下に示す考え方を基本とした。

  1. 予測の不確実性(計画の熟度を含む)に対応し、必要に応じて調査時期、調査期間、調査方法等を具体的に検討する。その際、追跡調査の実施そのものに伴う環境への影響を回避又は低減するため、可能な限り環境への影響の少ない調査手法を選定するものとする。
  2. 追跡調査の結果、環境への著しい影響が確認された場合又は予測された場合には、関係機関と連携をとり、必要な措置を講ずるものとする。
  3. 追跡調査の結果については適切な時期に報告書としてとりまとめ、速やかに公表するものとする。
  4. 追跡調査の時期が博覧会終了後に及ぶ必要がある場合には、本博覧会終了後に引き継ぐことになる各主体への要請等の方法及び内容について明らかにする。

Ⅱ 本書に具体的に記載した追跡調査等

「■ Ⅰ 環境の自然的構成要素の良好な状態の保持」の詳細はこちら PDF

「■ Ⅱ 生物の多様性の確保及び自然環境の体系的保全」の詳細はこちら PDF

 ■ Ⅲ 今後の計画の熟度に対応して実施する追跡調査

 森林体感地区の施設整備による影響、各種施設の運用や利用者入込み及び会場候補地へのアクセス交通等に伴う影響、さらに会期終了後の工事に伴う影響等については、今後の計画の熟度に対応して、必要な調査内容を検討し、追跡調査を実施することとする。

 調査時期については、第1編第6章に記載のマトリックスの影響要因と環境要素との関係を踏まえて適切に選定することとする。

 なお、主要施設地区の大半は地域整備事業の直接改変域に含まれていることから、今後の計画検討に当たっては、地域整備事業における保全措置や事後調査とも情報を共有しつつ、計画熟度に応じて柔軟かつ適切な対応が図れるような追跡調査体制を確保し、調査データの有効な活用と管理に努めることとする。

「■ Ⅳ その他の環境監視計画」の詳細はこちら PDF

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