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第5節 低周波音

■ Ⅰ 調査、予測及び評価の手法

□ Ⅰ-1 調査手法

項目調査方法・調査地点
低周波音の状況会場候補地敷地境界付近3地点において、現地調査を行った。なお、地域整備事業による調査結果も活用した。

□ Ⅰ-2 予測及び評価手法

1)工事中

項目土工に伴い発生する低周波音
予測対策、配慮事項等を明らかにすることにより予測した。
評価本事業による環境影響が、実行可能な範囲で回避・低減が図られているかどうか評価した。

■Ⅱ 調査、予測及び評価の結果

□ Ⅱ-1 調査の結果

1)現地調査
会場候補地敷地境界付近における低周波音の音圧レベル(L50:対象周波数1~100Hz)は、昼間の時間帯では60dBから77dB、夜間の時間帯では53dBから59dBとなっている。

□ Ⅱ-2 予測及び評価の結果

1)工事中
(1) 回避・低減のための方針
  ア 発破作業に伴う低周波音による影響
工事の実施に伴う低周波音の影響を実行可能な範囲で回避または低減を図るため、以下の保全対策を徹底する。
   (1) 工事の平準化
   (2) 低発破音工法の採用
   (3) 実施位置及び発破対象物等の検討

(2) 予測・評価

  ア 発破作業に伴う低周波音による影響

土木工事に伴う発破作業を実施する場合に低周波音の影響が想定されるが、保全対策を徹底することにより会場候補地敷地境界において、建具のがたつき始める音圧レベル及び低周波音の感覚閾値を下回るものと予測されるので、環境への影響は低減できるものと判断した。
なお、発破作業を実施する場合は、必要に応じて低周波音測定を実施する。