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環境の自然的構成要素の良好な状態の保持

環境の自然的構成要素の良好な状態の保持では、大気環境、水環境、土壌環境・その他の環境の状況について、大気質、騒音、水質、地形・地質など、15の環境要素について予測及び評価を行いました。大気質と騒音を例にとれば次のとおりです。

大気質

工事中においては、工事機械の稼動・工事用車両の走行等による影響として、二酸化窒素、浮遊粒子状物質等を予測しました。その結果、二酸化窒素については環境基準値を下回っていましたが、浮遊粒子状物質については、既に現況濃度が高いことにより一部で環境基準を上回ることが予測されたことから、今後も引き続き影響の低減に努めてまいります。

供用時においても、エネルギー供給施設の稼動及び会場内交通による影響として、二酸化窒素、浮遊粒子状物質等を予測しました。その結果、二酸化窒素については環境基準値を下回っていましたが、浮遊粒子状物質については、工事中と同様の理由により一部で環境基準を上回ることが予測されたことから、今後も引き続き影響の低減に努めてまいります。

騒音

工事中においては、低騒音型の工事機械を積極的に導入することなどにより影響は低減される結果となりましたが、工事用車両の走行による道路交通騒音については、環境基準を上回る騒音の発生が予測されました。ただし、これらの地域は現況において既に環境基準を上回っていることから、今後も引き続き影響の低減に努めるとともに、適切な措置を講じてまいります。
供用時においては、会場から発生する騒音(会場内交通及び人声)の予測結果を踏まえ、今後も引き続き影響の低減に努めるとともに、適切な措置を講じてまいります。