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生物の多様性の確保及び自然環境の体系的保全

生物の多様性の確保及び自然環境の体系的保全では、植物、動物、生態系の3つの環境要素について予測及び評価を行いました。その概要は次のとおりです。

植物

工事中の影響としては、作業者による踏圧影響や森林の伐木などが、存在の影響としては、ミズギボウシなど若干の注目すべき植物種やシデコブシに対する直接改変などが、供用時の影響としては、利用者による踏圧影響などが予測されましたが、影響を及ぼす直接改変を極力最小化するなどの適切な措置を講じてまいります。

動物

工事中の影響としては、工事機械の稼働による哺乳類・鳥類への騒音影響などが、存在の影響としては、繁殖鳥類の生息環境変化やハッチョウトンボの生息確認地への直接改変などが、供用時の影響としては、利用者の入り込みによる影響などが予測されましたが、生息確認域や出現頻度が高いエリアに対する直接改変を極力最小化するなどの適切な措置を講じてまいります。なお、オオタカについては、オオタカ調査検討会の検討状況に応じて適切な措置を講じてまいります。

生態系

生態系の存在の影響については、本事業による直接改変域は14haと小さく、食物連鎖の関係性や典型性、特殊性の観点から抽出された生物の生育・生息の維持への影響は概ね回避又は低減されるものと判断いたしました。