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2005年日本国際博覧会に係る環境影響について

平成12年10月

財団法人2005年日本国際博覧会協会

検討状況報告書

はじめに

2005年日本国際博覧会の開催に当たっては、平成7年12月19日の開催申請に係る閣議了解において「環境影響評価を適切に行うこと」との方針が確認されていることから、通産省要領に基づき、博覧会協会が環境影響評価その他の手続きを実施しております。
現在、環境影響評価の手続きは、平成11年10月25日に通商産業大臣に送付した環境影響評価書について、本年1月21日に同大臣の意見が述べられた段階まで進んでおります。
一方、本年4月4日に、通商産業大臣、愛知県知事及び博覧会協会会長の3者で、海上地区での会場の縮小及び新住宅市街地開発事業の中止等長期的地域整備事業の計画見直しに関する基本的方向「海上の森の博覧会事業及び地域整備の基本的方向について」が合意されました。
これを受けて、博覧会協会は本年5月25日に「愛知万博検討会議(海上地区を中心として)」を設置したところであり、7月24日の第8回会議において、より環境に配慮した新たな海上地区整備計画(案)が合意されたことから、この合意内容を踏まえ、国際博覧会条約に基づきBIE に博覧会計画を登録申請するための準備を進め、9 月19日の閣議決定を受けて同日付けで日本国政府からBIE に登録申請が行われました。
この報告書は、このBIE に登録申請した博覧会開催に当たっての基本的計画について、これまでに各界から寄せられた意見・要望等を踏まえ、環境の保全の見地から重点的に早急に検討すべき課題について現段階の検討状況を取りまとめたものであり、今後、具体的な会場計画等の策定や修正評価書の作成を進めるに当たり皆様方の意見・要望等を反映していくための説明資料として作成したものです。

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