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グローバル・ハウス オレンジホール

オレンジ ホール シンボルマーク
  • 出展:2005年日本国際博覧会協会


このページの目次

パビリオン概要

出展場所長久手会場 センターゾーン
開館時間3/25〜4/25の期間:9時30分から20時30分まで
4/26〜9/25の期間:9時00分から21時00分まで
予約は来館の前々日24時まで可能です。
予約の有無
バリアフリー情報シアターには車いす席があります(5席)。
オレンジホールの展示内容について音声ガイダンスがあります。
オレンジホールの展示内容について聴覚障害者のガイドパンフレットがあります。
マンモスラボは動く歩道上からの見学となります。
グローバルハウス正面入口で車いす利用者対象の車いす整理券、高齢者(70歳以上)対象の優先整理券を配布します。
車いす利用者以外の障害のある方は、原則として一般の方と同じ整理券となります。なお、障害等の事情により自力で整理券をお取りいただく事が困難な場合は整理券配布所のスタッフにお申し出ください。

展示概要

一画面あたりの情報量がハイビジョンの16倍という世界初の超高精細映像システム、スーパーハイビジョンと、22.2chの立体音響で、生命の美しさ、多彩さを精密に描き出す最新のシアターを備え、「自然の叡智」と「人類の想像力」の関わりを解き明かそうとする最先端プロジェクトの研究紹介や、世界中から集められた貴重な資料の展示を行います。

『スーパーハイビジョン シアター』

NHKが開発した一画面あたりの情報量がハイビジョンの16倍という世界初の超高精細映像システム、スーパーハイビジョン。600インチの大型スクリーンと22.2chの立体音響で、私たちが生きる地球の美しさを体感していただきます。
偶数日は、「地球・いのち育む惑星」、奇数日は、「地球・光あふれる惑星」を上映します。


「地球・いのち育む惑星」

地球に生きる人間と生き物の営みをカメラで追った「地球・いのち育む惑星」です。大型スクリーン一杯に広がる雄大な自然のパノラマは「あたかもそこにいるかのような」臨場感に溢れ、超高精細の画面は小さな生き物の動きや表情、花びらの一枚一枚にいたるまで鮮明に映し出します。

「地球・光あふれる惑星」

走査線が4000本を超える世界一きめ細かな映像と、世界最大22.2チャンネルの立体音響をフルに活かした、スペクタクル映像詩です。

最大の注目は、スーパーハイビジョンがとらえた「太陽」と「月」。太陽の映像では黒点周辺のエネルギッシュな活動を、月の映像では地表のクレーターの荒々しさを、それぞれ鮮明に映し出します。宇宙の神秘的な美しさやスケールの大きさを、手に取るように感じることのできる、スーパーハイビジョンならではの映像を体験できます。
また、国産ロケットH−ⅡA打ち上げの瞬間の空気を切り裂くような衝撃音を、世界最大の立体音響で再現します。
この他、桜の名木、陽光を浴びて輝く富士、紅葉の京都、雪の白川郷など日本の四季の移り変わりと、太陽の光の恵みを受けた地球の彩りの美しさを描き、グローバル・ハウスのメッセージである“かけがえのない地球”を感じていただきます。


『グローバル ショーケース』

人類の想像力をテーマに、人類と環境の歴史を探る最先端の研究成果を6つのゾーンで紹介し、世界各地から寄せられる人類の財産ともいえる貴重な展示品が並びます。また、想像力とは一体どのようなものなのか、聴覚や視覚、触覚といった自分の生の感覚を通して体感していただくという実験的な試みも行われます。

ヒトが生まれた日

さまざまな環境の変化によってそれまでの住み処からの旅立ちを余儀なくされた人類。彼らにとって自然は不思議に満ち、不安と驚きの連続だったはずです。私たちの祖先はその不安や驚きを、想像力を発達させることで乗り越えてきました。

展示品
  • トゥーマイ発掘頭骨/トゥーマイ復元頭骨/トゥーマイ上半身復元モデル/ルーシー(320万年前のアファール猿人)/世界最古の芸術(7万5千年以上前の最古の格子模様)/世界最古のアクセサリー(7万5千年以上前の最古の貝殻ビーズ)

マンモスが倒れた日

マンモスは、なぜ絶滅したのか?環境の変化に追いつけなかったのか、それともエネルギーと道具を利用することで環境に自在に順応し、氷河期の終わりとともに急激に勢力を拡大した人類との闘争に破れたのか…。

展示品
  • ユカギルマンモス全身復元像/触れる牙/臼歯

都市を築いた日

人類はより安定した生活を求めて、さまざまな環境を作り出していきます。狩猟から農業へ、土地に定着し、住居を改良し、村落から都市へとその環境を整えていくのです。

展示品
  • 女性像/ディオニュソス像/柱頭/ソンマ・ベスビアーナ遺跡復元/電脳屏風スクリーン/刻字卜骨(こくじぼっこつ)[甲骨文字]/禹鼎(うてい)/青花松竹梅文鼎形香炉/秘色青磁八稜瓶/青磁三足尊/白磁長頸瓶/伎楽紋八稜金杯/団花紋金杯/和同開珎/壁画「ポロ図」

夢を手にした日

人類は自然の恵みを利用する技術にとどまらず、巨大な動力を生み出す技術、情報を扱う技術、そして生命の謎にせまる技術といった、環境を大きく変容させる技術を手にしていきます。

展示品
  • ワットの蒸気機関モデル/ディファレンスエンジン/ワトソン、クリックによる最初のDNAモデル/光から未来へ

宇宙から地球を見た日

宇宙から地球を見る視点を獲得した人類は、地球の環境をより詳しく知ることができるようになり、未来の地球環境を展望しようと試み始めました。

展示品
  • ニュートンの望遠鏡/ネーブラ天文盤/万年自鳴鐘(万年時計)/月探査機「セレーネ」モデル/月の石/フット プリント(月面の足跡)/アポロ宇宙服/ローバー シミュレーション(探査機モデル)/小惑星探査機「はやぶさ」モデル/深宇宙探査機「ボイジャー」モデル/ボイジャー・ディスク/土星探査機「カッシーニ」モデル/土星探査艇「ホイヘンス」モデル

未来が始まる日

21世紀における未来とはなんなのだろうか。私たち人類は想像力によって「夢」を描き、それを実現することで「未来」を切り開いてきました。21世紀、人類の「夢」はどこに向かおうとしているのでしょうか。

展示品
  • コウノトリ プロジェクト/Open Sky プロジェクト/源氏物語復元プロジェクト

『音声情報提供システム/Aimulet GH(アイミュレット・ジーエイチ)』

展示物に関する解説やナビゲーションを、来館者が日/英を選択し、展示エリアごとに異なる情報提供が可能な最新鋭のカード型音声情報端末によるシステムです。音声情報とエネルギーを赤外光で同時に送信することで無電源と超小型(クレジットカードサイズ・厚さ5mm、28g)の端末を実現しました。

『グローバル スタジオ』

毎週金曜日12時20分からの「お昼ですよ 愛・地球博」をはじめ、さまざまな博覧会情報を全国に向け発信していきます。また、アクシビジョンを使ったバーチャルセットや撮影する人などを自動的に追うことができる知的ロボットカメラが登場し、放送中の様子をご覧いただけるほか、放送がない時にはNHKの様々な映像素材を使った「映像シャワー〜地球の鼓動・いのちの息吹〜」が皆様を不思議な空間に誘います。

デイリー グローバル

全国公募のジュニア特派員が博覧会会場内で取材し、大人の記者とともに記事を作成します。読売新聞社との共催、文部科学省などが後援し、全国35市区町村61校の小中学生約4500人が参加。愛知県内の子ども会からの参加者を含めると、約6000人の小中学生らが子どもの目線で見た愛・地球博を紹介します。毎日、A3版2ページの新聞を編集して、持ち帰ることができ、特製の帽子や記者証、取材手帳などが参加の記念としてプレゼントされます。