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グローバル・ハウスの概要

  • 出展:2005年日本国際博覧会協会


コンセプト

Only One Earth(自然の叡智と人類の想像力)

地球はただ1つ。この星を失わないために、「自然の叡智」に思いを馳せることがグローバル・ハウスの展示テーマです。人類や地球の起源を解明するための研究は今後も続けられ、人類の活動領域はますます拡がっていくでしょう。そのあらゆる局面において「自然の叡智」からのメッセージを、想像力を働かせて感じ取っていくことが大切です。21世紀の未来がそのようにして描かれることを、私たちは願っています。

パビリオン概要

出展場所長久手会場 センターゾーン
開館時間3/25〜4/25の期間:9時30分から20時30分まで
4/26〜9/25の期間:9時00分から21時00分まで
  • 予約は来館の前々日24時まで可能です。
予約の有無
バリアフリー情報シアターには車いす席があります(オレンジホール5席、ブルーホール10席)。
オレンジホールの展示内容について音声ガイダンスがあります。
オレンジホールの展示内容について聴覚障害者のガイドパンフレットがあります。
マンモスラボは動く歩道上からの見学となります。
グローバルハウス正面入口で車いす利用者対象の車いす整理券、高齢者(70歳以上)対象の優先整理券を配布します。
車いす利用者以外の障害のある方は、原則として一般の方と同じ整理券となります。なお、障害等の事情により自力で整理券をお取りいただく事が困難な場合は整理券配布所のスタッフにお申し出ください。

展示概要

グローバル・ハウスには、過去、現在、未来における地球と人類のあり方という壮大なテーマのもと、冷凍マンモスをはじめとして世界中から数多くの貴重な展示品が集められ、最新の映像技術を駆使したシアターが備えられています。また「人類の想像力」に焦点を当て、想像力とは一体どのようなものなのか、聴覚や視覚、触覚といった自分の生の感覚を通して体感していただくという実験的な試みもおこなわれます。

グローバル ナビゲータ

グローバル・ハウスでは、荒俣 宏氏とハリソン・ハーガン・シュミット氏のお二人をグローバル ナビゲータとしてお迎えします。グローバル ナビゲータとは、それぞれの知識や経験を元に、来館者の皆様がグローバル・ハウスの展示、映像を楽しむだけでなく、さまざまに思いをめぐらせて想像力を発揮できるよう手助けをし、館内をナビゲートしてくれる存在です。

荒俣 宏 氏

1947年 東京生まれ。慶応大学法学部卒業後、日魯漁業に入社。コンピュータ・プログラマとして9年間余りのサラリーマン生活を送るかたわら英米幻想文学などを翻訳しつつ、評論活動も展開。独立後は翻訳、小説、博物学、神秘学などジャンルを超えた執筆活動を積極的に続け、博物学ルネサンスの日本における中心人物となる。著書多数。日本文芸家協会、日本SF作家クラブ、路上観察学会、世界妖怪協会会員、日本大学芸術学部研究所教授。

ハリソン・ハーガン・シュミット 氏

1935年7月3日 アメリカ ニューメキシコ州サンタリア生まれ。1957年、カリフォルニア工科大学にて理学士号(地質学)取得後、ハーバード大学にて博士号を取得。1972年12月、アポロ17号でアポロ計画最後の月面着陸を行った。アポロ計画で月に行った12人の宇宙飛行士の中で唯一の科学者。連邦上院議員を1期(7年間)務めた後、現在は科学・技術・公共政策の独立コンサルタントをしている。

マンモス ラボ

約1万年前に絶滅したとされるマンモスをシベリアの永久凍土より発掘。環境の変化に対応して進化を遂げていながら、環境の激変に対応できずに絶滅したマンモス。この冷凍マンモス標本と、その資料をもとにすすめられている、マンモス絶滅の謎を解明しようとする研究の最前線を紹介します。

グローバル・ハウス シンボルマーク

グローバル・ハウスのシンボルとして、地球、生命、科学技術、未来といった要素をすべて融合したシンボルマークになっています。

グローバル・ハウス シンボルマーク

デザイン コンセプト

ブルーの球体/「自然の叡智」の結晶である地球の姿
G型にくりぬかれた外側の青い球は、「自然の叡智」の結晶である地球そのものであり、その調和の取れた美しさを先進感や未来感を意識したグラデーションで表現しています。

オレンジの球体/想像力、生命力の象徴
オレンジの球は、外に向かう力を意味し、人間が手にした想像力、広がり続ける未来と宇宙、生命の力強さ、歩みを止めることのないこの星の営みなどを象徴します。

パビリオンについて

3つの施設と3つの経路

グローバル・ハウスはマンモス ラボ、オレンジ ホール、ブルー ホールの3館で構成され、「オレンジ ホール→マンモス ラボ」コース、「ブルー ホール→マンモス ラボ」コースと「マンモス ラボ」単独観覧コースの3種類の観覧方法をご用意しています。「オレンジ ホール→マンモス ラボ」コース、「ブルー ホール→マンモス ラボ」コースのどちらの経路からも、万博の目玉ともいえるマンモスの冷凍標本をご覧いただくことができますが、ブルー ホールとオレンジ ホールの行き来はできませんのでご注意ください。

3つの施設と3つの経路をご用意しています。

環境への取り組み

環境保全や、未来の資源循環型社会を描くという観点から、愛知県民の皆様に親しまれ、愛されてきた愛知県立青少年公園内にあったアイススケート場と温水プールを、それぞれブルー ホール、オレンジ ホールの会場として利用しています。