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6月25日(土)万博トピックス

「絵ものがたりの散歩道」が衣替え
著者の城戸真亜子さんが案内

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【写真上】城戸真亜子さんが作品を紹介
【写真左下】来場者とともに遊歩道を歩く城戸さん
【写真右下】森に設置された絵本

長久手会場にある森の自然学校・北の森では、遊歩道に設置された木の板の絵本を読みながら森を散策する「絵ものがたりの散歩道」を開催しています。このプログラムに出てくる絵本は月がわり。25日からの1カ月間は、女優で画家の城戸真亜子さんが描いた「あめのひ」が展示されています。

初日の25日は城戸さんが会場を訪れ、来場者と遊歩道を歩きながら著書を紹介、雨の日の森への思いを伝えました。この日は太陽が照りつける夏日でしたが、来場者は柔らかな風が吹く森の中で、涼しげな「あめのひ」を楽しみ、さわやかな表情を見せていました。

遊歩道には絵本の1ページずつが散りばめられ、散歩をしながら雨の日の情景を楽しむことができます。深々と輝く森の緑、しっとりと湿った空気、耳を澄ませば聞こえる水の音……。絵本では、そんな雨の森の姿を、やさしいタッチで表現しています。

城戸さんは「雨の日は、もののにおいに敏感になります。森に近づいただけでも土のいいにおいがして、幼いころの懐かしさを感じます。そういう思いを木の板のキャンバスに表現しました。木目と絵の具がコラボレーションすることで、より深みのある絵を描くことができました」と、作品について話しました。

「あめのひ」のプログラムは7月24日まで開催され、来場者には絵本がプレゼントされます。(6月25日)

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