万博トピックス

　アメリカ館、シンガポール館で25日、めでたく日本人2組の夫婦が誕生しました。それぞれの会場では、モリゾー・キッコロが新郎新婦の立会人となり、盛大な結婚式が行われました。

　アメリカ館前にあるステージで式を挙げたのは、愛知県の加藤安敏さんと小城直美さん。直美さんが仕事の関係でアメリカ館の設営に携わっていたことなどがあり、アメリカ館での結婚式には二人の特別な思いが込められていました。
　聖歌が流れる中、真っ白な衣装を着た二人が永遠の誓いを立てました。行き交う人々が立ち止まり、二人の幸せそうな笑顔を見守りました。直美さんは「愛・地球博という楽しい場所で結婚できて、私たちは世界一幸せです」と、最後は感極まって涙が溢れていました。

　シンガポール館の大階段を舞台に、ロマンチックな挙式をしたのは、愛知県の清水規裕さんと加茂直子さん。夕日が注ぐなか、ベールを上げて誓いのキス。300人を超す観客たちからは、口笛や拍手がやみませんでした。
　その後、シンガポール館の名物でもあるパフォーマーたちが、にぎやかなダンスで祝福、華やかな挙式となりました。規裕さんは「こんなにたくさんの人の前で結婚式ができてうれしい。これから二人で力を合わせて素敵な家庭を築いていきます」とあいさつしました。（6月25日）