チェコ共和国デーの24日、EXPOドームで記念式典と文化イベントが行われました。文化イベントでは、澄んだ歌声の合唱や民踊などを披露、世界に誇る同国の音楽が会場を包みました。
30人の少女合唱団「セヴェラーチェク」が、ハーモニーを響かせて文化イベントがスタート。途中、楽器伴奏のないアカペラで日本の童謡「ふるさと」を歌うと、来場者の大きな拍手と伸びやかな歌声がこだまし、会場に響き渡りました。
続いて登場した民踊グループは、弦楽器の演奏に乗せて、男性は、はりのある低い声で、女性は高い声で歌いながら、農具を操ったり、放牧のシーンを再現して、コミカルな踊りを繰り広げ「音楽家でないチェコ人はいない」と言われるほど生活に根ざした同国の音楽文化を表現しました。
式典には、イジー・パロウベク首相が出席し「愛・地球博への参加は、世界の国々がいかに『環境保護』という共通課題に努めているかを知る良いきっかけになった。今後も世界各国と協力しながら、この課題に取り組みたい」とあいさつしました。(6月24日)
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