【写真】会場を訪れたグリーンサンタ
デンマークから環境親善大使として来日中の「グリーンサンタ」が、長久手会場を訪問しました。
「グリーンサンタ」は2002年よりスカンジナビア政府観光局が行っているプロジェクトで、メッセージ発信やプレゼントなどの広報活動を通じて、子供から大人まで夢を与えながら環境保護を訴えています。
午前中には記者会見が行われ、地球温暖化や環境破壊によって雪やモミの木、トナカイなどが減少傾向にあり、クリスマスにも危機が迫っている現状を伝えました。
午後からは舞台をグローバル・コモン4に移し、広場に集まった子供たちにプレゼントを配ったり、記念撮影をしたりして交流を楽しみました。
その後も「北欧共同館」に立ち寄って、環境に対するメッセージを残し、イベントスペースではモリゾー、キッコロとショータイムを行うなど、精力的に、分かりやすく環境保護を訴えていました。
【写真】日本とカナダのアン役が対面
グローバル・コモン2のイベントスペースでは、カナダ館が主催する「赤毛のアン・デー」が行われました。
「赤毛のアン」の主人公アン・シャーリーは、空想好きの女の子。世界中の多くの少女にとって憧れの存在です。この日は、物語のふるさとであるプリンス・エドワード・アイランド州から訪れた、ミュージカル「赤毛のアン」のアン役のジェニファー・トゥールミンさんと、日本版ミュージカルのアン役である内林若菜さんがステージ上で対面。2人はすぐに意気投合し、ミュージカルの中で登場する「Kindred Spirits(気の合う者同士)」をデュエットしました。
また、同州出身の19歳の名バイオリニスト、シンシア・マクロードさんも応援に訪れ、軽やかな演奏を披露。会場の多くの若い「赤毛のアン」ファンを楽しませていました。
【写真】野菜や果実に細工を施す中村さん
タイ館では、伝統文化の一つとして知られる「ケッ・サラック」のデモンストレーションが行われました。「ケッ・サラック」は、タイの豊富な野菜や果物をナイフ1本で花や動物などの形にしたもので、料理の飾り物としてよく使われます。
実演をしたのは、バンコク在住経験を持ち、コンテストの入賞経験もある中村富士男さん。ニンジンやメロンなどの表面を器用に彫り、あっという間に、見るも鮮やかな姿に変身させていました。花の彫刻が施されるメロンのケッ・サラックと、中村さんの手さばきに来場した子どもたちは「おいしそう!」と、興味津々。中村さんは来場者に気さくに話し掛け、タイの生活や文化をやさしく伝えていました。(5月5日)
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