8月21日(日)万博トピックス

多民族国家シンガポールの多彩な婚礼文化を紹介する「ウェディングショー」が21日、シンガポール館で行われました。

ショーには、結婚予定の日本人カップル4組が、中国系、マレー系、インド系、中国とマレー系が融合した「プラナカン」のきらびやかな婚礼衣装を身にまとい、それぞれ結婚式の一部を披露しました。

赤を基調にした中国系衣装のカップルは、幸せの象徴とされるリンゴを両側からかじり幸せをかみ締めていました。インド系は、新郎が新婦の額に赤い色の「シンドゥール」を付け、既婚の印としました。金を意味する黄色の米がまかれる中、衣装も黄色のマレー系カップルが登場、甘い結婚生活を意味するバラのオイルが身体に振り掛けられていました。

一番カラフルで派手なプラナカンの衣装をまとった仙台市の坂倉麻衣子さんは「こんなにきれいな衣装を着られていい思い出です」と、幸せいっぱいの笑顔で話しました。

4組のカップルには、シンガポールへの往復航空券と、オリエント急行乗車宿泊券が贈られました。（8月21日）

【写真上】マレー系の衣装を着たカップル（左）とインド系の衣装を着たカップル
【写真中】プラナカンの派手な衣装を着たカップル（左）と赤を基調とした衣装の中国系カップル
【写真下】リンゴを食べ合う中国系の婚礼衣装を着たカップル