6月28日(火)万博トピックス

アフリカ東部、ジブチ共和国のナショナルデーの記念式典とイベントが28日、EXPOホールとグローバル・コモン5のイベントスペースで行われました。イベントスペースでは午後3時から、同国の踊り子たちが27日の独立記念日を祝おうとフレンドシップ事業のパートナー、愛知県刈谷市の小学生らと伝統舞踊を披露、観客もステージに誘い、盛大に記念日を祝いました。

イベントでは初めに、民族衣装に身を包んだ小垣江東小6年生30人が、波打つように体を揺らすアッファル族の踊りを繰り広げました。その後、ジブチの踊り子たちが、太鼓の音に合わせて甲高い声を張り上げながら民族舞踊を披露。最後は「ジブチ」「アイチ(愛知)」と交互に叫びながら観客をステージに誘い、友愛のダンスで会場を包みました。

踊りを披露した同小の田中亜実さん（12）は「ジブチは全く知らない国だったけど、一緒に踊ったら身近に感じることができた。いつか行ってみたい」。山口莉穂さん（11）は「家に帰ったらインターネットでジブチについて調べたい」と話しました。

午前中にEXPOホールで行われた記念式典では、ハッサン・ファラ・ミギル青年スポーツ余暇観光相が「厳しい自然環境にあっても自然と共生しようと努力している私たちと、環境保護の分野でリーダーシップをとる日本の友好関係が、さらに発展することを願っている」とあいさつしました。（6月28日）