6月11日(土)万博トピックス

結婚30周年の記念日「真珠婚」を祝う「世界真珠婚式inEXPO」が11日、EXPOホールで行われ、真珠婚式のセレモニーや、落語家の桂三枝さんがホスト役となったトークショーがありました。

世界で初めて真珠の養殖に成功したミキモト真珠島がある三重県鳥羽市の観光協会が2001年から始めた催しで、世界に「真珠婚のまち・鳥羽」を広めようと、今回愛・地球博の会場で式を企画しました。

2組の外国人夫婦、2組の国際結婚夫婦、そして日本人夫婦の計26組が出席し、第1部のセレモニーが始まりました。小ぶりのベールをかぶった妻と、照れながら寄り添う夫がずらりと壇上に並び、夫から妻へ感謝の気持ちが込められた花とキスが贈られました。

第2部は桂三枝さんが登場し「真珠婚さんいらっしゃい」がスタート。

「生まれ変わっても同じ人と結婚したい」と話す韓国人夫婦に「僕は考え直したいです」と答える三枝さん。夫、妻と共に双子同士の夫婦には「寝ている間に間違ったりしませんか」などとトークを繰り広げ、会場を沸かせました。30年の結婚生活に苦労話や涙が多いこれまでの式に比べ、三枝さんの絶妙な笑いの絶えない司会による真珠婚式になりました。

最後は、会場から出てきた真珠婚夫婦がパールシャワーで祝福され、幸せそうな笑顔で会場を後にしました。（6月11日）