4月12日(火)万博トピックス

　クロアチア共和国デーの式典が、長久手会場EXPOホールで、12日午前11時から行われました。その後行われたアトラクションでは、クロアチア民俗舞踏団「ラド」のパフォーマンスが披露され、出席したヤドゥランカ・コソール副首相とともに、一市町村一国フレンドシップ事業で招かれた380人の愛知県碧南市民が、愁いを帯びたメロディーや軽快なステップに酔いしれました。

　「ラド」はプロの国立舞踏団として世界各地で公演を行うなど長い歴史を持ち、クロアチアの伝統を芸術的に再現している、と高い評価を得ています。踊りごとに変わる華やかな民族衣装はさながらファッションショーのようで、観客は日本とクロアチアの旗を振りながら、惜しみない拍手を送っていました。

　コソール副首相は午後、長久手日本館やクロアチア館を視察。「一滴の水：一粒の塩」をテーマにしたクロアチア館内で、同国の自然や暮らしを紹介した映像展示を鑑賞しました。また、「クロアチアでは、大切な友情を表現するときに“手のひらの上の一滴の水のように”と言います。クロアチア館では、まさにこのような気持ちで皆さんをお待ちしています」と話し、来館を呼びかけました。
（4月12日）