7月11日(月)万博トピックス

天皇、皇后両陛下は11日から3日間の日程で、愛・地球博をご視察。初日の11日は、スイス館、ドイツ館、エジプト館を見学されました。

昼ごろ会場に到着された両陛下は、休憩の後スイス館に入り、神話に関する展示や、立体的に再現されたスイスの山並みを興味深げに見られました。皇后さまは、自身が出演したビデオが同館で紹介されていると説明を受けると、笑顔で「ありがとう」と述べられました。

ドイツ館では、ライドの乗車を体験されたあと、タカの羽根にヒントを得たヘリコプターの模型などを熱心に見学されました。エジプト館では、香辛料やツタンカーメンの棺のレプリカなどを、エジプト人スタッフの説明を聞きながらご覧になりました。

移動でグローバル・ループを歩かれる際は、周りにたくさんの来場者が集まり、両陛下に手を振ったり声をかけたりしていました。両陛下はそれに応えて終始にこやかに手を振り、気さくにお言葉をかけられました。

名古屋市と愛知県長久手町に住む主婦3人のグループは、エジプト館の近くでご視察の一行を待っていたと言い、「今日お越しになると聞いて来ました。間近でお顔を拝見できてよかったです。皇后さまもお元気そうでうれしい」と、興奮気味に話しました。（7月11日）