アルゼンチン共和国のナショナルデー公式式典が11日、EXPOホールで開かれました。イベントでは、同国の代名詞ともいえる「タンゴ」をピアノ、バイオリン、ビオラ、ベース、バンドネオンという大掛かりなバンド編成による演奏で4組のダンサーが熱演。男性歌手の甘美な歌声も披露するなど、会場は情熱の国の雰囲気に包まれました。
ひと際注目を集めたのが、次々と変わる華やかな衣装です。一般的なタンゴのイメージとは趣の異なるクラシックなドレスで登場したかと思えば、セクシーなコスチュームでなまめかしく踊る女性ダンサーたちの姿が、観客を魅了しました。ダンスも、男女のペアだけでなく、ストーリーを織り交ぜたドラマ風の演出もあり、約1時間30分のステージがあっという間に終了しました。
公式式典に出席したエンリケ・メイヤー観光庁長官はあいさつの中で、「わが国の人々は土地の色を知り、料理の味をよく知る人々です」と表現。雄大な自然を誇る国土と感性豊かな国民性を繰り返し強調し、観光客誘致への意欲も見せました。(7月11日)
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