12日はあいにくの雨模様でしたが、フィンランド共和国デーが、盛りだくさんの内容で行われました。
EXPOドームで行われた式典には、フィンランドを代表してマッティ・ヴァンハネン首相が出席、「自然の叡智」については「最もタイムリーなテーマであり、フィンランドは他の北欧諸国と協力して、自然とハイテクが調和した北欧のスローライフをお見せしたい」とあいさつしました。
式典はフィンランド生まれの人気キャラクターのムーミンが登場して会場を沸かせ、同国を代表するミュージシャン、カハラとクーシスト、トリオ・トウアケット、ラジャトンがステージ上でジャズやフォークソング、ア・カペラを披露、大きな拍手に包まれました。
雨の降り続く中、屋外のイベントスペースではシベリウス高等学校の合唱隊が、フィンランドで人気があるスキーの装備で歩くというエクササイズ、ノルディック・ウォーキングで登場し、美しいハーモニーを聴かせました。同校と交流がある仙台市の宮城第三女子高校音楽部の卒業生たちも合唱に加わり、催しに華を添えました。
また、EXPOホールではフィンランドのファンタジー映画「リトル・アドベンチャー ロリーの大冒険」が上映され、家族連れなど多くの人たちが自然と生き物との調和をテーマにした映画のストーリーを楽しんでいました。(5月12日)
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