会場内移動手段のひとつとして、無人運転のバス「IMTS(Intelligent Multimode Transit System)」が活躍しているよ。一列に並んだ3台の車両が、専用道にひかれた磁気マーカーに沿って走るんだ。
IMTSとは、世界各国から交通渋滞をなくし、道路をスムーズに移動できる社会を目指す「ITS(Intelligent Transport System=高度道路交通システム)」の取り組みのひとつのこと。最先端の通信技術を利用して車両と地上とを結び、無人で運転することができるんだ。運転席はあるけれど、モリゾーのぬいぐるみが置かれているだけなんだよ。
今はまだ愛・地球博でしか乗ることができないけれど、近い将来「IMTS」が身近に見られる時代が来るかもしれないよ。
会場内移動手段の一つとして人気を集めているIMTS
IMTSは、長久手会場の「北ゲート駅」から「EXPOドーム駅」までの専用道を、3台の車両が自動運転で走ります。途中の「西ゲート駅」では、1台が一般道に分かれ「メッセ前停留所」まで運行します。一般道を走る時は、運転手が運転します。
デザインは、丸みをおびたボディーと大きな窓が特徴的。とっても静かな乗り心地で、来場者の人気を集めているよ。
会場内を走るIMTSの運行経路