愛・地球博で9パビリオン視察、来場者との触れ合いも随所に
天皇、皇后両陛下は、7月11日から13日までの3日間、愛・地球博会場を視察されました。開会式以来2回目のご訪問で、外国館を中心に9館を見学。シンガポール館内のスコールに打たれたり、JR東海超電導リニア館の立体映像を観覧したりと、積極的にアトラクションを体験されました。 会場には、両陛下を一目見ようと大きな人垣ができました。両陛下は終始、入場者に歩み寄ってにこやかに声をかけられ、入場者との触れ合いが随所に見られた3日間でした。
海上(かいしょ)の森の自然を美しい映像と歌声で紹介する「森の劇場」のショーをご覧になりました。動植物に造詣が深い天皇陛下は、映像に登場する生き物について皇后陛下に自ら説明されていました。また、皇后陛下は、展示されている環境絵本の一冊に目を留め、「あら、ウリボウがいる」とほほ笑まれました。
リニアモーターカーの仕組みについて説明を受けた後、超電導館リニア3Dシアターをご覧になりました。特殊なゴーグルを着けてリニアの走行シーンを立体映像で見るショーで、天皇陛下は「運転士はいるのですか」などと質問しながら熱心にご覧になりました。
シンガポールのライフスタイルや風景を紹介した映像を、ご覧になりました。予定になかった「スコール体験」では、激しい雨を体験されました。両陛下の洋服がぬれるハプニングがありましたが、その後もにこやかに、民族舞踊などを楽しまれました。
3つのパビリオンの周りには、たくさんの来場者が人垣を作って、両陛下の到着を待ちました。お姿が見えると「陛下、皇后さま」「いらっしゃい」と声があがりました。両陛下はにこやかに来場者にお近づきになり、声をかけたり手を振られていました。
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