9月16日(金)万博トピックス

愛・地球博は16日、総来場者数が2000万人の大台を突破しました。目標の1500万人を達成した8月18日から１カ月足らずの早いペースです。博覧会協会の中村利雄事務総長は「博覧会に対する多くの方々の評価や期待がこれまで以上に高くなっているものと思います」とコメントを発表。協会は、閉幕までに2200万人前後を見込んでいます。

9月に入って駆け込み客でにぎわい、1日平均19万人超が来場。10日の約25万人を筆頭に、20万人を超えた日はこれまでに6日ありました。リピーターも増え、会場の混雑は朝早くから夜遅くまで続いており、閉幕までヒートアップしそうです。

名古屋市名東区の荻田佳子さん(30)は8回目の来場で「万博は自然がたくさんあり、設備も清潔に整っているので子供の散歩に最適です。昼間とは別に夜の景色も格別ですし、会場の雰囲気全部が気に入っています」と絶賛。夫婦で来た愛知県長久手町の石井久美子さん(33)は「今日は10回目です。2000万人もいったんですか。開幕当初、全く人がいなくて、ひとり優雅に森の自然学校を散歩したことを思い出します」。京都府から来た今井康之さん(20)は「一度は万博に行ってみたいと思って初めて来ました。人の多さには驚きましたがいい場所ですね。スタッフの方々がフレンドリーなのが印象的です」と満足げな様子でした。（9月16日）