10月29日から全国に先駆けて愛知・岐阜で先行公開される「ミラクルバナナ」のトークイベントが15日、愛・地球広場のステージで行われました。
この映画は、ハイチ共和国で主人公の幸子がバナナの木から紙を作るプロジェクトをスタートさせ、人々との触れ合いの中で次第に強くなっていく姿を描いたものです。
映画の企画は、監督の錦織良成さんがバナナの紙でできた絵本に興味を持ったことが始まり。脚本の軸となったのが、名古屋市立大学大学院教授のバナナペーパープロジェクトだったこともあり、愛知県も映画の舞台となっています。
【写真】映画の音楽について話す角松敏生さん(右から2番目)と監督の錦織良成さん(右端)、小山田サユリさん(左から2番目)とアドゴニーさん(中央)
トークイベントには、錦織さん、出演者を代表して小山田サユリさんと愛・地球博のアフリカ共同館親善大使も務めるアドゴニーさん、音楽担当の角松敏生さんが出席。錦織さんは、ハイチが大統領の亡命やテロなどで映画制作が困難になったいきさつを語り、「普通の女の子が始めた小さなことが大きなプロジェクトになる物語。希望を捨てないで頑張ればできるというメッセージを込めています」と、映画の魅力をアピールしました。(9月15日)
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