万博トピックス

次回の万博ホスト「上海」盛大にPR
最終ウイークで都市の魅力を多彩な文化イベントで紹介

愛・地球博の会期も終わりに近づいた16日、次回2010年に開かれる上海万博の周漢民・事務局副局長が、19日から閉幕まで行われる「上海ウィーク」および上海万博の概要について記者発表しました。

会期中、中国の都市を週替わりで紹介してきた中国館の催しの最終ウイークは、次回の万博ホスト「上海」。近年、大躍進を遂げる大都市・上海の魅力を紹介し、次の万博への関心を高める狙いです。初日の19日には、開幕式の後、愛･地球広場で文化プログラムを開催し、上海の有名オペラ歌手と谷村新司さんとの競演や、日本でも話題となった二胡奏者グループ「女子十二楽坊」ら豪華ゲストによるステージが繰り広げられます。21日午後には、EXPOホールで日中両国の子どもたちが歌やダンスを披露。グローバル・コモン1のイベントスペースでは期間中毎日、午後1時と5時の2回、曲芸や京劇、マジックショーなど多彩な文化パフォーマンスが催されます。

また、5年後に開催される上海万博は、都市に焦点をあて「Better City, Better Life（ベターシティ、ベターライフ）」をテーマに、200の国と国際機関が参加し国内外から7000万人もの来場者を目指します。周さんは準備状況を説明する中「愛・地球博で学んだことを生かし、情報を分かち合って、よりよい万博を実現させます」と強い意欲を示しました。（9月16日）