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8月26日(金)万博トピックス

風車の博士たちが講演
「都市型風力発電実用化に関するシンポジウム」開催

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「環境調和型の都市型風力発電システムの実用化に関するシンポジウム」が26日、EXPOホールで開かれ、大学、企業、研究機関から代表者が集まり講演や研究報告をしました。

講演の中で、足利工業大学の牛山泉教授は、風力発電は世界で最も期待される発電方法のひとつで、ドイツやデンマークなどでは積極的な研究開発がされていることを説明。日本の風力発電について「日本は雷、台風、山岳などが多く、陸地では風向きや風力が変動しやすい。海外の事例を参考にして、日本の自然環境に合った発電機の開発を進めなければなりません」と話し、デンマークで運用されている「海洋上に設置する風力発電機」が、日本でも実用化に向け検討されていることを報告しました。

東京工業大学の島田隆一教授は、風力発電機の補助機能として使われる「ポンプアップ制御装置」を紹介しました。これは、力の変動を緩和する「フライホイール(はずみ車)」を利用したもので、急に風が減速した時でも風車が回り続けるようにする装置。小型風力発電機に取り付けることによって、風力の弱い都市部の家庭でも発電が可能になることを説明しました。

大同工業大学の佐藤義久教授は「今後は街の中にさまざまな風車を設置し、夜間照明やネットワークカメラによる防犯機能を取り付けるなどして、まちづくりに役立てたい」と将来の抱負を述べました。会場には興味深そうに講演を聴き、感嘆の声を上げたり、うなずく人の姿も見られました。(8月26日)

【写真上】大学、企業、研究機関の関係者が集まって開かれた都市型風力発電の実用化に向けてのシンポジウム
【写真中】モデルを使って講演する島田隆一東工大教授
【写真下】現在注目されている海洋上風力発電のイメージ図

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