5月8日(日)万博トピックス

ゴールデンウイーク最終日の8日、長久手会場の愛・地球広場で、5組のミュージシャンによる｢VOICE2005～聞こえますか？　地球の歌声が…｣が開催されました。当日整理券が、1時間でなくなるほどの盛況ぶりで、幅広い層の来場者が駆けつけました。

最初に、ギタリストの押尾コータローさんが登場。ベースやドラムの音を重ねたような独特の演奏で4曲を披露し、観客を魅了しました。三重県四日市市出身の津軽三味線の兄弟ユニットKUNI-KRNは、オリジナル曲も含めた迫力のある三味線の音色を会場に響かせました。KOKIAは、母の日にちなんで「赤いカーネーション」などを熱唱しました。最後は、加藤登紀子さんとting tingが共演。ゲストのOKIも加わり、7曲を歌い上げました。

終演後のインタビューで押尾さんは「野外イベントでは、何気なく通りかかって聞こえるギターの音に引かれて立ち止まる人もいると思います。なぜ僕がこのライブで演奏するのか？　少しでもお客さんの笑顔が見られれば……という思いでいつも演奏しています」と話しました。愛・地球博での演奏は“地球は生きている”ということを、思い出すきっかけになったそうです。（5月8日）