4月20日(水)万博トピックス

【写真上】式典に出席したフレデリック皇太子夫妻
【写真下】彩やかなドレスのファッションショー

　20日はデンマーク王国デー。長久手会場のEXPOドームでは、昨年結婚したばかりのフレデリック皇太子とメアリー皇太子妃が出席し、セレモニーが行われました。

　皇太子夫妻と出席したベント・ベントセン副首相が、デンマークを代表し「日本とデンマークは、未来志向が強く、技術革新において大きな足跡を残してきました。しかし、アジアで起きた地震からもわかるように、人類は自然を無視しては生きていけません。自然の叡智をテーマとする愛・地球博が世界の相互理解の場となり、来場者の方々にとって新しい経験になることを願います」と、あいさつしました。

　式典後は、デンマークから訪れたコールィングミュージックスクール交響楽団と、フレンドシップ市である愛知県安城市の安城学園高校交響楽団が合同演奏し、友好関係をアピール。また、今年で生誕200周年を迎えたハンス･クリスチャン･アンデルセンの世界をテーマにしたファッションショーが行われ、童話に出てきそうなファンシーなドレスなどに身を包んだモデルたちが次々と登場しました。

　皇太子夫妻はセレモニーを楽しんだ後、日本館、北欧共同館、メアリー皇太子妃の出身国であるオーストラリア館などを訪問。また、夕方からはロックのコンサートに足を運ぶなど、一日かけて愛・地球博会場を巡りました。（4月20日）