「愛・地球博 オオタカとの共存をめざして」発刊について
平成18年11月28日
(財)2005年日本国際博覧会協会
博覧会協会は、先の第26回国際博会場関連オオタカ調査検討会(平成18年11月6日開催)において「博覧会とオオタカは共存できた」旨、評価を頂きました。
愛知県及び博覧会協会は平成11年5月に会場候補地内(海上地区)でオオタカの営巣が確認されて以来、オオタカを会場及びその周辺の里山生態系の健全な状態を指標する種と再認識し、オオタカとも共存できる博覧会を目指し、多種多様な取組みを実施してきました。
その結果、建設工事着手前から解体撤去工事までの全ての期間で、会場周辺においてオオタカの営巣及び巣立ち個体を確認することできました。また、今後の猛禽類保護のモデルとなるよう、採餌環境の創出にも取組んできました。
このたび、博覧会協会では、これまでに得られたオオタカに関する知見は、今後の同種の事業などに際し、特に里山地域での生態系に配慮した土地利用の一助になると考えられることから、その概要をとりまとめ、下記のとおり、「愛・地球博 オオタカとの共存をめざして」として発刊致しましたのでお知らせします(別添参照
)。
記
- 本書の構成
- オオタカについて
- 愛・地球博の経緯とオオタカの営巣確認
- 博覧会事業に係るオオタカ調査と保護方策
- 総括と評価
- 巻末資料
- 印刷部数及び配布先
印刷部数:900部
主な配布先:全都道府県環境部局、愛知県内全市町村環境部局、経済産業省、環境省、国際博会場関連オオタカ調査検討会委員等専門家 等
なお、本「愛・地球博 オオタカとの共存をめざして」は、博覧会協会ホームページ"http://www.expo2005.or.jp"にも全文を掲載し、一般の方々にも広く活用頂くこととしている。
※技術面等詳細のお問い合わせや博覧会協会への連絡は、下記にお願いいたします。
(財)2005年日本国際博覧会協会 環境管理室 磯谷、鵜飼
〒450-0002 名古屋市中村区名駅3-15-1 名古屋ダイヤビルディング2号館4階
E-mail kankyokanri2@expo2005.or.jp
電話 (052)569−2735
FAX (052)569−3353
 |
PDFファイル( マーク付)をご覧頂くには、Adobe社のAdobe Reader®が必要になります。最新のAdobe ReaderはAdobe社のサイトより無料でダウンロード可能です。 |